39PM6|第39回 臨床工学技士国家試験 過去問
正しいのはどれか。 a.骨格筋には横紋がある。 b.平滑筋には介在板がある。 c.心筋にはミオシンがない。 d.平滑筋には自律神経が分布する。 e.心筋は骨格筋よりも不応期が長い。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、骨格筋・心筋・平滑筋の違いが問われています。
筋組織は、見た目、支配神経、収縮様式、電気生理学的性質が異なります。国家試験では、横紋、介在板、自律神経、不応期がよく出題されます。
解説
小項目を確認します。
a.骨格筋には横紋がある。
正しいです。骨格筋はアクチンとミオシンが規則正しく配列しており、横紋がみられます。b.平滑筋には介在板がある。
誤りです。介在板は心筋細胞どうしを連結する構造です。平滑筋には介在板はありません。c.心筋にはミオシンがない。
誤りです。心筋にもアクチンとミオシンがあり、これらの相互作用で収縮します。d.平滑筋には自律神経が分布する。
正しいです。血管、気管支、消化管などの平滑筋は主に自律神経によって調節されます。e.心筋は骨格筋よりも不応期が長い。
正しいです。心筋は活動電位にプラトー相があり、不応期が長いことが特徴です。これにより強縮が起こりにくく、心臓が拍動を保ちやすくなります。
したがって、正しい小項目は a、d、e であり、選択肢3が正答です。
ひっかけポイント
心筋は横紋筋ですが、自分の意思で動かす随意筋ではありません。骨格筋、心筋、平滑筋を「横紋の有無」と「支配神経」で整理すると解きやすくなります。
選択肢の確認
1.誤り。
選択肢1は a、b、c の組合せです。aは正しいですが、bとcが誤りです。
2.誤り。
選択肢2は a、b、e の組合せです。aとeは正しいですが、bが誤りです。
3.正しい。
選択肢3は a、d、e の組合せです。骨格筋の横紋、平滑筋の自律神経支配、心筋の長い不応期はいずれも正しい内容です。
4.誤り。
選択肢4は b、c、d の組合せです。dは正しいですが、bとcが誤りです。
5.誤り。
選択肢5は c、d、e の組合せです。dとeは正しいですが、cが誤りです。
覚えるポイント
- 骨格筋は横紋筋で、主に体性神経に支配されます。
- 心筋は横紋筋で、介在板があり、不応期が長いです。
- 平滑筋は横紋をもたず、主に自律神経により調節されます。
- 心筋にもアクチンとミオシンがあります。