39PM16|第39回 臨床工学技士国家試験 過去問
人体の構造と機能細胞・代謝・薬理細胞小器官・ATP・糖質/脂質代謝・ADME
ビタミンとその欠乏症の組合せとして適切でないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、ビタミン欠乏症の代表的な組合せが問われています。
国家試験では、脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンの欠乏症をセットで覚えることが重要です。
解説
ビタミン欠乏症は、特徴的な症状と対応させて整理します。
- ビタミンA欠乏:夜盲症、眼球乾燥
- ビタミンB1欠乏:脚気、Wernicke脳症
- ビタミンC欠乏:壊血病
- ビタミンD欠乏:くる病、骨軟化症
- ビタミンK欠乏:出血傾向
ビタミンB1は糖質代謝に関係するビタミンです。欠乏すると、末梢神経障害や心不全を伴う脚気、意識障害・眼球運動障害・運動失調を特徴とするWernicke脳症が問題になります。
口内炎は、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシンなどの欠乏で関連づけられることが多く、ビタミンB1欠乏症の代表としては不適切です。
ひっかけポイント
ビタミンB群は種類が多く、欠乏症を混同しやすいです。B1は「脚気・Wernicke脳症」とまず結びつけます。
選択肢の確認
1.記述としては正しい。
ビタミンA欠乏では夜盲症がみられます。暗所での視力低下が特徴です。
2.正答。記述としては誤り。
ビタミンB1欠乏の代表は脚気やWernicke脳症です。口内炎はビタミンB1欠乏の代表的症状としては適切ではありません。
3.記述としては正しい。
ビタミンC欠乏では壊血病が起こります。コラーゲン合成障害により、歯肉出血や皮下出血がみられます。
4.記述としては正しい。
ビタミンD欠乏では小児でくる病、成人で骨軟化症が起こります。カルシウム・リン代謝と関係します。
5.記述としては正しい。
ビタミンKは凝固因子の活性化に関係します。欠乏すると出血傾向がみられます。
覚えるポイント
- ビタミンA欠乏は夜盲症です。
- ビタミンB1欠乏は脚気、Wernicke脳症です。
- ビタミンC欠乏は壊血病です。
- ビタミンD欠乏はくる病です。
- ビタミンK欠乏は出血傾向です。