39AM6|第39回 臨床工学技士国家試験 過去問
人体の構造と機能細胞・代謝・薬理細胞小器官・ATP・糖質/脂質代謝・ADME
正しいのはどれか。 a.核内で RNA が作られる。 b.ゴルジ装置で分泌物質が作られる。 c.リソソームで脂質が作られる。 d.リボソームで糖質が作られる。 e.ミトコンドリアで ATP が作られる。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、細胞小器官の働きが問われています。
核、ゴルジ装置、リソソーム、リボソーム、ミトコンドリアの役割を整理しておくことが重要です。
解説
細胞小器官は、それぞれ役割が異なります。
- 核では、DNA の情報をもとに RNA が作られます。
- ゴルジ装置では、タンパク質の修飾、濃縮、分泌小胞への包装が行われます。
- リソソームは、細胞内物質の分解に関わります。
- リボソームは、タンパク質合成に関わります。
- ミトコンドリアは、酸化的リン酸化により ATP を産生します。
小項目の正誤は次の通りです。
- a.正しい。核内では転写により RNA が作られます。
- b.正しい。ゴルジ装置は分泌物質の加工や輸送に関わります。
- c.誤り。リソソームは主に分解を担います。脂質合成は主に滑面小胞体で行われます。
- d.誤り。リボソームは糖質ではなく、タンパク質を合成します。
- e.正しい。ミトコンドリアでは ATP が作られます。
したがって、正しい小項目は a、b、e です。
ひっかけポイント
リソソームは「合成」ではなく「分解」、リボソームは「糖質」ではなく「タンパク質」と結びつけて覚えます。
選択肢の確認
1.誤り。
選択肢1は a、b、c の組合せです。cの「リソソームで脂質が作られる」は誤りです。
2.正しい。
選択肢2は a、b、e の組合せです。核内での RNA 産生、ゴルジ装置での分泌物質の加工・輸送、ミトコンドリアでの ATP 産生はいずれも正しいです。
3.誤り。
選択肢3にはdが含まれます。リボソームで作られるのは糖質ではなくタンパク質です。
4.誤り。
選択肢4にはcとdが含まれます。リソソームは分解に関わり、リボソームはタンパク質合成に関わります。
5.誤り。
選択肢5にはcとdが含まれます。どちらも誤りの小項目です。
覚えるポイント
- 核では RNA が作られます。
- ゴルジ装置は分泌物質の加工・輸送に関わります。
- リソソームは分解に関わります。
- リボソームはタンパク質合成に関わります。
- ミトコンドリアは ATP 産生に関わります。