37AM5|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
人体の構造と機能細胞・代謝・薬理細胞小器官・ATP・糖質/脂質代謝・ADME
細胞内で ATP 合成を担うのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、細胞小器官の役割が問われています。
ATP産生の中心はミトコンドリアです。ミトコンドリアでは、クエン酸回路と電子伝達系を介して効率よくATPが合成されます。
解説
ATPは、細胞が活動するためのエネルギー通貨です。
ミトコンドリアは、酸素を利用して有機物からエネルギーを取り出し、ATPを産生します。特に内膜にある電子伝達系とATP合成酵素が、ATP合成に重要です。
臨床工学技士の学習では、ATP産生は呼吸、循環、酸素化、代謝とつながります。酸素供給が不足すると、ミトコンドリアでのATP産生が低下し、細胞機能障害につながります。
国家試験ではここを押さえる
「ATP合成」ときたら、まずミトコンドリアを考えます。核、ゴルジ装置、小胞体、リソソームの役割と区別します。
選択肢の確認
1.誤り。
核はDNAを含み、遺伝情報の保存や転写に関係します。ATP合成の主な場ではありません。
2.誤り。
ゴルジ装置は、タンパク質の修飾、分類、分泌に関係します。ATP合成を担う小器官ではありません。
3.誤り。
小胞体は、タンパク質合成や脂質合成、カルシウム貯蔵などに関係します。ATP合成の中心ではありません。
4.誤り。
リソソームは、細胞内の不要物や異物の分解に関係します。ATP合成を担う小器官ではありません。
5.正しい。
ミトコンドリアはATP合成を担います。内膜の電子伝達系とATP合成酵素により、酸化的リン酸化が行われます。
覚えるポイント
- ATP合成の中心はミトコンドリアです。
- 核は遺伝情報、ゴルジ装置は分泌・修飾、小胞体は合成、リソソームは分解に関係します。
- 酸素化とATP産生は、細胞機能維持に直結します。