39AM16|第39回 臨床工学技士国家試験 過去問
人体の構造と機能細胞・代謝・薬理細胞小器官・ATP・糖質/脂質代謝・ADME
褐色細胞腫でみられるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、褐色細胞腫でみられる症状・検査異常が問われています。
褐色細胞腫は、副腎髄質や傍神経節から発生し、カテコールアミンを過剰に分泌する腫瘍です。
解説
褐色細胞腫では、アドレナリンやノルアドレナリンなどのカテコールアミンが過剰になります。
そのため、次のような所見がみられます。
- 高血圧
- 頻脈
- 動悸
- 発汗
- 頭痛
- 高血糖
- 体重減少
カテコールアミンは、肝臓での糖新生やグリコーゲン分解を促進します。また、インスリン分泌を抑制する方向にも働くため、高血糖をきたしやすくなります。
ひっかけポイント
褐色細胞腫は「血圧上昇、頻脈、高血糖」と結びつけます。徐脈や血圧低下ではありません。
選択肢の確認
1.誤り。
褐色細胞腫ではカテコールアミン過剰により、徐脈ではなく頻脈をきたしやすくなります。
2.正しい。
カテコールアミン過剰により糖新生やグリコーゲン分解が促進され、高血糖をきたします。
3.誤り。
嗄声は反回神経麻痺や喉頭疾患などでみられる症状です。褐色細胞腫の代表的所見ではありません。
4.誤り。
褐色細胞腫では代謝亢進や発作性症状により、体重増加よりも体重減少がみられることがあります。
5.誤り。
褐色細胞腫ではカテコールアミン過剰により血管収縮が起こり、血圧は低下ではなく上昇しやすくなります。
覚えるポイント
- 褐色細胞腫はカテコールアミン過剰の疾患です。
- 代表所見は高血圧、頻脈、発汗、頭痛、高血糖です。
- カテコールアミンは糖代謝を亢進させ、高血糖を起こします。
- 徐脈や血圧低下ではなく、頻脈や血圧上昇を考えます。