38PM31|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
内視鏡画像計測について誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、内視鏡画像計測に関する各技術の特徴が問われています。
狭帯域光観察、腹腔鏡の送気、カプセル内視鏡、超音波内視鏡、電子内視鏡の光源を整理します。
解説
狭帯域光観察は、粘膜表層の血管や微細構造を観察しやすくするため、特定の狭い波長帯の光を用いる内視鏡観察法です。主に青色光や緑色光の波長帯が利用され、赤色光を用いるという説明は不適切です。
腹腔鏡検査や腹腔鏡手術では、術野を確保するために気腹を行います。このとき送気ガスとして二酸化炭素がよく用いられます。二酸化炭素は吸収されやすく、空気に比べて安全に管理しやすい特徴があります。
カプセル内視鏡は、通常の内視鏡では観察しにくい小腸などの観察に有用です。
超音波内視鏡では、内視鏡先端に超音波プローブを備え、消化管壁や周囲臓器を観察します。ラジアル走査は、周囲を円周状に観察する方式です。
電子内視鏡の光源にはキセノンランプなどが用いられてきました。近年はLEDやレーザ光源も用いられますが、キセノンランプは代表的な光源として押さえます。
ひっかけポイント
狭帯域光観察は「赤色光」ではなく、主に青色光・緑色光を用いて粘膜表層の血管を見やすくします。
選択肢の確認
1.正答。記述としては誤り。
狭帯域光観察では赤色光ではなく、主に青色光や緑色光の狭い波長帯を利用します。
2.記述としては正しい。
腹腔内の検査や腹腔鏡手術では、気腹のために二酸化炭素を送気します。
3.記述としては正しい。
カプセル内視鏡は、小腸を含む腸管の観察に用いられます。
4.記述としては正しい。
超音波内視鏡ではラジアル走査が用いられ、消化管壁や周囲臓器を円周状に観察できます。
5.記述としては正しい。
キセノンランプは電子内視鏡の光源として用いられてきた代表的な光源です。
覚えるポイント
- 狭帯域光観察は主に青色光・緑色光を用います。
- 腹腔鏡では気腹に二酸化炭素を用います。
- カプセル内視鏡は小腸など腸管観察に有用です。
- 超音波内視鏡ではラジアル走査が使われます。
- 電子内視鏡の光源にはキセノンランプ、LED、レーザなどがあります。