37AM62|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
CPU の計算処理において、データや命令を CPU に高速に取り込むために一時的に使用する記憶装置はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、CPUの処理を高速化するキャッシュメモリが問われています。
キャッシュメモリは、CPUがよく使うデータや命令を一時的に保存し、CPUが高速に取り込めるようにする記憶装置です。
解説
CPUは非常に高速に演算できますが、メインメモリから毎回データや命令を取り出していると、アクセス速度の差により処理が遅くなります。
そこで、CPUの近くに高速なキャッシュメモリを置き、よく使うデータや命令を一時的に保存します。
キャッシュメモリには、L1、L2、L3キャッシュなどの階層があります。一般に、CPUに近いほど高速で容量は小さく、遠いほど容量は大きくなります。
医療情報システムや医療機器の制御でも、CPU、メモリ、ストレージの違いを理解しておくと、処理速度やデータ保存の仕組みを考えやすくなります。
ひっかけポイント
「一時的に使用する」「CPUに高速に取り込む」という表現が出たら、キャッシュメモリを考えます。HDDやSSDは長期保存用のストレージです。
選択肢の確認
1.誤り。
メインメモリは、プログラムやデータを一時的に置く主記憶装置です。ただし、CPUに最も高速にデータを取り込むための専用の一時記憶としては、キャッシュメモリが適切です。
2.正しい。
キャッシュメモリは、CPUがよく使うデータや命令を一時的に保存し、高速に取り込むための記憶装置です。
3.誤り。
フラッシュメモリは、電源を切ってもデータを保持できる不揮発性メモリです。USBメモリやSSDなどに使われますが、CPUの高速取り込み用の一時記憶としては不適切です。
4.誤り。
HDDは磁気ディスクを用いる補助記憶装置です。大容量保存に使われますが、CPUに高速に命令を取り込むための一時記憶装置ではありません。
5.誤り。
SSDはフラッシュメモリを用いる補助記憶装置です。HDDより高速ですが、CPU内部や近傍で使われるキャッシュメモリとは役割が異なります。
覚えるポイント
- キャッシュメモリは、CPUの処理を高速化する一時記憶です。
- CPUに近い記憶ほど高速ですが、容量は小さくなります。
- メインメモリは主記憶装置です。
- HDDやSSDは補助記憶装置です。
- フラッシュメモリは不揮発性メモリとして覚えます。