8PM120|第8回 公認心理師国家試験 過去問
ゲシュタルト療法の説明として、不適切なものを1つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、ゲシュタルト療法の特徴と、他の心理療法の技法を区別できるかが問われています。
「不適切なもの」を選ぶ問題なので、ゲシュタルト療法の説明として誤っている選択肢が正答です。
解説
ゲシュタルト療法は、F. Perls らによって発展した心理療法です。クライエントが今ここで何を感じ、何に気づき、どのように身体や感情を体験しているかを重視します。
ゲシュタルト療法では、言葉で語られる内容だけでなく、姿勢、表情、声の調子、呼吸、緊張、しぐさなどの非言語的な表現にも注意を向けます。身体感覚や感情への気づきを通して、未完了の体験や葛藤に触れていくことがあります。
代表的技法には、ホット・シート、エンプティ・チェアなどがあります。
一方、ミラクル・クエスチョンは、解決志向アプローチで用いられる代表的技法です。問題が解決した未来を想像してもらい、望ましい変化や具体的行動を明らかにするために使われます。ゲシュタルト療法の技法ではありません。
ひっかけポイント
ゲシュタルト療法は「今ここ」「気づき」「身体感覚」「非言語的表現」。ミラクル・クエスチョンは「解決志向アプローチ」と結び付けます。
選択肢の確認
1.呼吸の方法や緊張に焦点を当てる。
判定:適切。
ゲシュタルト療法では、身体の緊張、呼吸、姿勢など、今ここでの身体的体験に注意を向けることがあります。
2.ホット・シートという技法が用いられる。
判定:適切。
ホット・シートは、ゲシュタルト療法で用いられる代表的技法の一つです。クライエントが中心に座り、体験や気づきを深めていきます。
3.クライエントの今ここでの気づきを重視する。
判定:適切。
ゲシュタルト療法では、過去の説明だけでなく、今ここで何が起きているか、何に気づいているかを重視します。
4.非言語的コミュニケーションに注意を向ける。
判定:適切。
姿勢、表情、声、呼吸、身体の動きなどの非言語的表現は、ゲシュタルト療法で重要な気づきの手がかりになります。
5.ミラクル・クエスチョンという技法が用いられる。
判定:正答。適切でない。
ミラクル・クエスチョンは、解決志向アプローチの代表的技法です。ゲシュタルト療法の説明としては不適切です。
覚えるポイント
- ゲシュタルト療法は、今ここでの気づきを重視します。
- 身体感覚、呼吸、緊張、非言語的表現も重要な手がかりです。
- ミラクル・クエスチョンは、解決志向アプローチの技法です。