8PM121第8回 公認心理師国家試験 過去問

心理統計・研究法-08 信頼性・妥当性・因子分析

構造方程式モデリングにおける適合度指標として、不適切なものを1つ選べ。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、**構造方程式モデリング〈SEM〉**で用いられる適合度指標を識別できるかが問われています。

「不適切なもの」を選ぶ問題なので、SEMの適合度指標ではないものが正答です。

解説

構造方程式モデリングでは、仮定したモデルがデータにどの程度適合しているかを複数の指標で評価します。

代表的な適合度指標には、GFI、AGFI、CFI、RMSEA、SRMRなどがあります。また、AICは複数モデルの比較に用いられる情報量規準として扱われます。

一方、MARは Missing At Random の略で、欠測データの発生メカニズムに関する用語です。欠測が観測された変数に依存しているが、欠測値そのものには依存しないと仮定される状態を指します。構造方程式モデリングの適合度指標ではありません。

統計・研究法のポイント
SEMでは、適合度指標と欠測データの用語を混同しないことが重要です。RMSEA、SRMR、AGFIは適合度指標、MARは欠測メカニズムです。

選択肢の確認

1.AGFI
判定:適切。
AGFIは、構造方程式モデリングにおける適合度指標の一つです。GFIを自由度で調整した指標として扱われます。

2.AIC
判定:適切。
AICは、複数の統計モデルを比較するための情報量規準です。SEMでもモデル比較に用いられるため、不適切な選択肢ではありません。

3.MAR
判定:正答。適切でない。
MARは Missing At Random の略で、欠測データの発生メカニズムを表す用語です。構造方程式モデリングの適合度指標ではありません。

4.RMSEA
判定:適切。
RMSEAは、構造方程式モデリングでよく用いられる適合度指標です。モデルの近似誤差を評価します。

5.SRMR
判定:適切。
SRMRは、観測された相関や共分散とモデルによる推定値との差を標準化して評価する適合度指標です。

覚えるポイント

  • SEMの適合度指標には、AGFI、RMSEA、SRMRなどがあります。
  • AICは、モデル比較に用いられる情報量規準です。
  • MARは欠測データの用語であり、適合度指標ではありません。

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