R07B74令和7年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術周術期・救急看護術後合併症予防・観察

術後合併症とその予防の組合せで、適切なのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、術後合併症と予防策の組合せが問われています。

術後は、呼吸器合併症、深部静脈血栓症、術後腸閉塞、縫合不全、感染、せん妄などに注意します。それぞれの合併症に対して、何を予防するのかを結びつけて覚えることが大切です。

解説

縫合不全は、手術で縫合した部位が十分に癒合せず、内容物の漏れや感染を起こす状態です。創傷治癒には、十分な栄養、血流、感染予防、血糖管理が必要です。低栄養状態では創傷治癒が遅れ、縫合不全のリスクが高くなります。

呼吸器合併症の予防には、深呼吸、排痰、体位変換、早期離床が重要です。長期臥床は無気肺や肺炎のリスクを高めます。

深部静脈血栓症の予防には、早期離床、下肢運動、弾性ストッキング、間欠的空気圧迫法などが有効です。術後腸閉塞の予防には、早期離床、腸蠕動の観察、腹部症状の観察などが重要です。

准看護師としての観察ポイント
術後は、呼吸状態、SpO2、発熱、創部、腹部膨満、排ガス、排便、下肢の腫脹や疼痛、尿量、ドレーン排液を観察します。急な腹痛、発熱、排液の変化、呼吸困難は報告します。

選択肢の確認

1.呼吸器合併症 長期臥床
誤り。
長期臥床は呼吸器合併症を予防するのではなく、無気肺や肺炎のリスクを高めます。予防には深呼吸、排痰、体位変換、早期離床が重要です。

2.深部静脈血栓 体位変換
誤り。
体位変換は全身状態の維持に役立ちますが、深部静脈血栓症の予防としては、早期離床、下肢運動、弾性ストッキング、間欠的空気圧迫法がより直接的です。

3.術後腸閉塞 弾性ストッキングの着用
誤り。
弾性ストッキングは深部静脈血栓症の予防に用いられます。術後腸閉塞の予防では、早期離床、腸蠕動の観察、排ガス・排便の確認が重要です。

4.縫合不全 低栄養状態の改善
適切である。
低栄養は創傷治癒を遅らせ、縫合不全のリスクになります。栄養状態を改善することは縫合不全予防につながるため、この組合せは適切です。

覚えるポイント

  • 呼吸器合併症予防は、深呼吸、排痰、早期離床である。
  • 深部静脈血栓症予防は、下肢運動、早期離床、弾性ストッキングである。
  • 術後腸閉塞では、腹部膨満、腸蠕動、排ガス、排便を観察する。
  • 縫合不全予防には、低栄養改善、感染予防、血糖管理が重要である。
  • 術後は合併症ごとの予防策を区別して覚える。

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