R07B145|令和7年度 准看護師試験 過去問
精神看護精神疾患の理解統合失調症の陽性症状
実在しない声や音が聞こえる精神症状はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、精神症状のうち幻聴の意味が問われています。
実際には存在しない声や音が聞こえる症状は幻聴です。統合失調症などでみられることがありますが、症状の有無だけで准看護師が診断するわけではありません。
解説
幻聴は、外から実際に音や声がしていないにもかかわらず、本人には声や音が聞こえる体験です。自分を責める声、命令する声、会話のような声として訴えられることがあります。
患者が幻聴を訴えた場合、看護者にはその声が聞こえなくても、患者にとっては苦痛を伴う体験です。頭ごなしに否定せず、患者の不安や恐怖を受け止めながら安全を確認します。
精神看護のポイント
幻聴の内容を事実として肯定するのではなく、「その声が聞こえてつらいのですね」と感情を受け止めます。命令性の幻聴がある場合は安全確認が必要です。
准看護師としては、幻聴の内容、頻度、時間帯、苦痛の程度、睡眠状況、服薬状況、自傷他害の危険を観察し、異常があれば速やかに報告します。
選択肢の確認
1.妄想
誤り。
妄想は、現実とは異なる内容を強く信じ、訂正が難しい思考の異常です。実在しない声や音が聞こえる症状ではありません。
2.錯覚
誤り。
錯覚は、実在する刺激を誤って知覚することです。たとえば、物音を人の声と聞き間違える場合などです。実在しない声が聞こえる幻聴とは異なります。
3.健忘
誤り。
健忘は、記憶が失われたり思い出せなかったりする状態です。声や音が聞こえる症状ではありません。
4.幻聴
正しい。
幻聴は、実在しない声や音が聞こえる症状です。この問題の正答です。
覚えるポイント
- 幻聴は、実在しない声や音が聞こえる症状です。
- 妄想は、訂正困難な誤った確信です。
- 錯覚は、実在する刺激を誤って知覚することです。
- 幻聴を訴える患者には、否定せず苦痛を受け止め、安全を確認します。