R07B116令和7年度 准看護師試験 過去問

老年看護安全・生活環境・褥瘡予防転倒予防・環境調整

高齢者の生活環境について、適切なのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、高齢者の生活環境の調整が問われています。

高齢者は、視力、聴力、皮膚感覚、体温調節機能、筋力、バランス能力が低下しやすくなります。そのため、室温、採光、換気、照明、ベッドの高さなどを安全と安楽の両面から整えることが大切です。

解説

高齢者の居室では、明るさを確保しながら、まぶしさや暑さを避ける必要があります。直射日光が強いと、室温上昇、脱水、まぶしさによる転倒リスクにつながることがあります。

そのため、直射日光はカーテンやブラインドで調節します。完全に暗くするのではなく、生活しやすい明るさを保ちながら調整することが大切です。

安全管理上のポイント
高齢者の生活環境では、転倒予防、脱水予防、睡眠の確保、夜間の移動時の安全をセットで考えます。

換気は感染予防や臭気対策のために必要です。ベッドの高さは、立ち上がりやすさ、足底が床につくか、転落時の危険性を考えて調整します。夜間は完全な暗闇を避け、足元が見える照明を活用します。

選択肢の確認

1.直射日光はカーテンで調節する。
適切である。
直射日光を調節することで、まぶしさ、室温上昇、脱水、皮膚への刺激を防ぎやすくなります。高齢者の安楽と安全を守る環境調整として適切です。

2.換気は控える。
誤り。
換気を控えると、空気の汚れ、臭気、感染リスクの上昇につながります。室温差や寒冷刺激に配慮しながら、適切に換気します。

3.ベッドの高さは50~60 cm に調整する。
誤り。
ベッドは一律に50~60 cmにするのではなく、患者の身長、下肢筋力、立ち上がり能力に合わせて調整します。一般には、端座位で足底が床につき、膝がほぼ直角になる高さが安全です。

4.就寝時はフットライトを消灯する。
誤り。
夜間に完全に暗いと、トイレ歩行や移動時に転倒しやすくなります。睡眠を妨げない程度のフットライトを使用し、足元を確認できる環境を整えることが大切です。

覚えるポイント

  • 高齢者の環境調整では、採光、換気、室温、照明、ベッドの高さを確認します。
  • 直射日光はカーテンやブラインドで調節します。
  • 夜間は完全な暗闇を避け、足元が見えるようにします。
  • ベッドの高さは、足底接地と立ち上がりやすさを基準に個別に調整します。

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