R06B29|令和6年度 准看護師試験 過去問
保健医療福祉と看護倫理健康概念・国際保健健康概念・看護職の基礎
フィンクの危機モデルにおいて、防衛的退行の段階を示すのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、フィンクの危機モデルの防衛的退行が問われています。
防衛的退行は、危機による不安から自分を守ろうとする段階です。
解説
フィンクの危機モデルでは、危機に直面した人の心理過程を、衝撃、防衛的退行、承認、適応の段階でとらえます。
防衛的退行では、危機的状況をすぐには受け止められず、自分を安心させ、自らを守ろうとする反応がみられます。依存的になったり、現実を避けようとしたり、以前の対処方法に戻ったりすることがあります。
看護では、患者の反応を否定せず、安全を確保しながら、患者が少しずつ現実に向き合えるよう支援します。
准看護師としての関わり
危機状態の患者には、無理に受け入れを促さず、安心できる環境を整えます。言葉だけでなく、表情、睡眠、食事、涙、不安の訴えを観察します。
選択肢の確認
1.対処しきれないほどの不安が生じる時期
誤り。
これは衝撃の段階に近い説明です。急激な変化に圧倒され、恐怖や混乱が生じます。
2.自分自身を安心させ自らを守ろうとする時期
正しい。
防衛的退行は、危機から自分を守ろうとする段階です。安心を求める反応がみられます。
3.精神的に落ち込みが強くなり強度な不安、抑うつ状態を呈する時期
誤り。
これは承認の段階に近い説明です。現実を認め始めることで、抑うつや不安が強くなることがあります。
4.新しい自己イメージを作り出していく時期
誤り。
これは適応の段階です。新しい状況に合わせて自己像や生活を再構成していきます。
覚えるポイント
- 防衛的退行は自分を安心させ守ろうとする時期です。
- 衝撃では強い恐怖や混乱がみられます。
- 承認では現実を認め始めます。
- 適応では新しい自己イメージを作ります。