R06B125|令和6年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進脳神経・感覚器疾患脳神経疾患
パーキンソン病のホーン-ヤール重症度分類で、姿勢反射障害がみられるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
パーキンソン病の重症度分類では、ステージⅢで姿勢反射障害が出現します。
姿勢反射障害が出ると、バランスを崩したときに立て直しにくくなり、転倒リスクが高くなります。
解説
パーキンソン病は、脳内のドパミンが不足することで、運動機能に障害が出る疾患です。
代表的な症状は、安静時振戦、筋強剛、無動・寡動、姿勢反射障害です。さらに、小刻み歩行、すくみ足、前傾姿勢、便秘、嚥下障害、睡眠障害などがみられることもあります。
ホーン-ヤール重症度分類では、症状の左右差、姿勢反射障害、日常生活への影響で段階を分けます。
ステージⅠは片側性、ステージⅡは両側性ですが姿勢反射障害はありません。ステージⅢで姿勢反射障害が出現し、転倒予防がとても重要になります。ステージⅣでは日常生活に大きな介助が必要になります。
准看護師としての観察ポイント
転倒歴、すくみ足、小刻み歩行、前傾姿勢、方向転換の不安定さ、嚥下状態、服薬時間と症状の変動を観察します。薬が効く時間と切れる時間の違いも重要です。
選択肢の確認
1.ステージⅠ
誤り。
ステージⅠは片側性の症状が中心です。姿勢反射障害がみられる段階ではありません。
2.ステージⅡ
誤り。
ステージⅡでは両側性の症状がありますが、姿勢反射障害はまだありません。
3.ステージⅢ
正しい。
ステージⅢでは姿勢反射障害がみられます。転倒リスクが高くなるため、安全な環境調整が必要です。
4.ステージⅣ
誤り。
ステージⅣはさらに進行し、日常生活に強い支障が出る段階です。姿勢反射障害が出現する段階としてはステージⅢを選びます。
覚えるポイント
- パーキンソン病の姿勢反射障害はステージⅢです。
- ステージⅢから転倒予防が特に重要です。
- すくみ足、小刻み歩行、前傾姿勢を観察します。
- 服薬時間と症状の変動を確認します。
- 嚥下障害や便秘もパーキンソン病で注意します。