R05B120令和5年度 准看護師試験 過去問

疾病の成り立ちと回復の促進脳神経・感覚器疾患脳神経疾患

パーキンソン病について、正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、パーキンソン病の病態と症状の日内変動が問われています。

パーキンソン病では、振戦、筋強剛、無動、姿勢反射障害に加え、薬の効果が時間帯で変動することがあります。

解説

パーキンソン病は、中脳黒質のドパミン神経細胞が減少し、脳内のドパミンが不足することで起こります。セロトニンの欠乏が中心ではありません。

パーキンソン病では、薬の効果が切れる時間帯に動きにくくなるなど、症状の日内変動がみられることがあります。ウェアリング・オフ現象では、次の服薬前に症状が悪化しやすくなります。

歩きはじめはスムーズではなく、すくみ足により最初の一歩が出にくいことがあります。小刻み歩行、前傾姿勢、方向転換困難、転倒にも注意します。

自律神経症状として便秘がみられやすく、下痢になりやすいとはいえません。

准看護師としての観察ポイント
服薬時間と症状の関係、すくみ足、転倒、嚥下障害、便秘、起立性低血圧、幻覚、睡眠状態を観察します。薬の飲み忘れは症状悪化につながるため注意します。

選択肢の確認

1.脳内のセロトニンが欠乏する。
誤り。
パーキンソン病では、主にドパミンが不足します。セロトニン欠乏が中心ではありません。

2.歩きはじめはスムーズである。
誤り。
パーキンソン病では、すくみ足により歩きはじめが困難になることがあります。

3.症状の日内変動がある。
正しい。
パーキンソン病では薬効や病状により、症状が1日の中で変動することがあります。

4.下痢になりやすい。
誤り。
パーキンソン病では自律神経症状として便秘がみられやすいです。下痢が代表ではありません。

覚えるポイント

  • パーキンソン病ではドパミンが不足する。
  • 症状の日内変動がある。
  • すくみ足、小刻み歩行、転倒に注意する。
  • 便秘や嚥下障害にも注意する。
  • 服薬時間と症状の変化を観察する。

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