R05B119|令和5年度 准看護師試験 過去問
老年看護安全・生活環境・褥瘡予防転倒予防・生活援助
高齢者の衣類の選択について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、高齢者の衣類選択と安全・安楽が問われています。
高齢者は体温調節機能が低下しやすく、暑さや寒さに気づきにくいことがあります。衣類で調整しやすい工夫が大切です。
解説
高齢者の衣類は、季節、室温、活動量、発汗、皮膚状態に合わせて、体温を調整しやすいものを選びます。重ね着しやすい衣類、着脱しやすい衣類、肌ざわりがよく刺激の少ない素材が適しています。
大きすぎる衣類は、裾を踏む、袖が引っかかる、転倒するなどの危険があります。体に合ったサイズを選びます。
衣類は介護者の好みだけで選ばず、本人の好み、尊厳、生活習慣、自己決定を尊重します。
撥水効果の高い素材は、通気性が悪く蒸れやすいことがあります。常に適切とはいえません。失禁や汚染がある場合でも、皮膚状態や快適さを考えて選びます。
老年看護のポイント
更衣は、清潔保持だけでなく、その人らしさや社会性にも関係します。本人の好みを確認し、できる動作は自分で行えるよう支援します。
選択肢の確認
1.大きめのサイズを選ぶ。
誤り。
大きすぎる衣類は転倒や引っかかりの原因になります。体に合ったサイズを選びます。
2.体温を調整しやすいものを選ぶ。
適切である。
高齢者は体温調節機能が低下しやすいため、着脱や重ね着で体温を調整しやすい衣類が適しています。
3.介護者の好みで選ぶ。
誤り。
衣類は本人の好みや尊厳を尊重して選びます。介護者の好みだけで決めるのは適切ではありません。
4.撥水効果の高い素材を選ぶ。
誤り。
撥水素材は蒸れやすく、皮膚トラブルにつながることがあります。常に適切とはいえません。
覚えるポイント
- 高齢者の衣類は体温調整しやすいものを選ぶ。
- 大きすぎる衣類は転倒リスクになる。
- 本人の好みと尊厳を尊重する。
- 通気性、肌ざわり、着脱しやすさを考える。
- 更衣では自立支援も大切である。