R05B117|令和5年度 准看護師試験 過去問
人生の最終段階における医療・ケアについて、本人や家族等が医療・ケアチームと繰り返し話し合う取り組みはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、ACP、アドバンス・ケア・プランニングの意味が問われています。
ACPは、人生の最終段階における医療やケアについて、本人の意思を大切にしながら、家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合う取り組みです。
解説
ACP、アドバンス・ケア・プランニングは、将来、本人が自分で意思を伝えられなくなる可能性に備えて、どのような医療やケアを望むかを話し合う過程です。
ACPでは、本人の価値観、生活で大切にしていること、受けたい医療、受けたくない医療、療養場所、家族への思いなどを確認します。1回だけの説明や同意ではなく、状況の変化に応じて繰り返し話し合います。
グリーフケアは、大切な人を失った悲嘆を支えるケアです。
ノーマライゼーションは、障害のある人も地域で普通の生活を送れるようにする考え方です。
エンパワメントは、本人がもつ力を引き出し、自己決定や問題解決を支える考え方です。
終末期看護のポイント
ACPでは、医療者の価値観を押しつけず、本人の希望を丁寧に聴きます。家族と意見が異なる場合も、本人の意思を中心にチームで支援します。
選択肢の確認
1.グリーフケア
誤り。
グリーフケアは、喪失や死別による悲嘆を支えるケアです。人生の最終段階の医療・ケアを事前に話し合う取り組みではありません。
2.ACP(アドバンス・ケア・プランニング)
正しい。
ACPは、人生の最終段階の医療・ケアについて、本人、家族、医療・ケアチームが繰り返し話し合う取り組みです。
3.ノーマライゼーション
誤り。
ノーマライゼーションは、障害のある人も地域で普通の生活を送れるようにする考え方です。
4.エンパワメント
誤り。
エンパワメントは、本人の力を引き出し、自己決定や問題解決を支える考え方です。ACPそのものではありません。
覚えるポイント
- ACPは人生の最終段階の医療・ケアを話し合う取り組みである。
- ACPは本人、家族、医療・ケアチームで繰り返し行う。
- 本人の価値観と希望を尊重する。
- グリーフケアは悲嘆への支援である。
- エンパワメントは本人の力を引き出す支援である。