R06B10|令和6年度 准看護師試験 過去問
食生活と栄養栄養素・食品成分ミネラル・電解質
欠乏により味覚障害を起こすのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、味覚障害と微量元素の関係が問われています。
亜鉛が欠乏すると、味覚障害が起こることがあります。
解説
**亜鉛(Zn)**は、味覚、皮膚・粘膜の維持、創傷治癒、免疫、酵素の働きなどに関わる微量元素です。
亜鉛が不足すると、味がわかりにくい、味が薄く感じる、食欲低下、口内炎、皮膚症状、創傷治癒遅延などがみられることがあります。
高齢者では、食事摂取量の低下、偏食、薬剤の影響、慢性疾患などにより亜鉛不足が起こることがあります。味覚障害は食欲低下や低栄養にもつながるため、早めに気づくことが大切です。
准看護師としての観察ポイント
味がしない、食事量が減った、口内炎がある、体重が減った、創傷治癒が遅いなどの訴えを観察します。栄養状態は管理栄養士とも連携して支援します。
選択肢の確認
1.亜鉛(Zn)
正しい。
亜鉛欠乏では味覚障害が起こることがあります。食欲低下や低栄養にも注意します。
2.銅(Cu)
誤り。
銅は造血や鉄代謝などに関わりますが、味覚障害の原因として代表的なのは亜鉛欠乏です。
3.カリウム(K)
誤り。
カリウムは神経や筋肉、心機能に関わる電解質です。欠乏では筋力低下や不整脈などに注意します。
4.カルシウム(Ca)
誤り。
カルシウムは骨、歯、筋収縮、神経伝達などに関わります。味覚障害の代表的原因ではありません。
覚えるポイント
- 味覚障害では亜鉛欠乏を考えます。
- 亜鉛は味覚、皮膚、創傷治癒に関わります。
- 味覚障害は食欲低下や低栄養につながります。
- 高齢者では食事量や体重変化も観察します。