R06A65|令和6年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術患者理解・心理的支援患者理解・ストレス・看護過程
慢性期にある患者について、適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、慢性期患者の心理と生活支援が問われています。
慢性疾患では、治療や生活管理が長期にわたるため、無力感を抱きやすくなります。
解説
慢性期にある患者は、病気とともに生活を続けていく必要があります。
症状が安定している時期もありますが、増悪や再発の可能性があります。また、食事療法、服薬、運動、通院、自己管理などが長く続くため、「頑張ってもよくならない」「自分ではどうにもできない」と感じ、無力感を抱くことがあります。
看護では、患者の努力を認め、小さな目標を一緒に設定し、できていることを確認しながら自己効力感を支えます。
准看護師としての観察ポイント
表情、発言、服薬状況、受診継続、食事・運動への取り組み、家族の支援状況を観察します。意欲低下や抑うつが疑われる場合は報告します。
選択肢の確認
1.疾患が増悪することはない。
誤り。
慢性疾患でも増悪や再発が起こることがあります。症状の変化や生活状況を継続して観察します。
2.無力感を抱きがちである。
適切である。
慢性期では長期の療養や生活制限により、無力感を抱きやすくなります。心理面への支援が必要です。
3.グリーフケアが必要である。
誤り。
グリーフケアは主に喪失や死別に伴う悲嘆への支援です。慢性期患者すべてに中心的に必要なものではありません。
4.生活習慣の変更は容易である。
誤り。
生活習慣の変更は簡単ではありません。患者の価値観、生活背景、家族状況に合わせた支援が必要です。
覚えるポイント
- 慢性期では無力感を抱きやすくなります。
- 慢性疾患でも増悪することがあります。
- 生活習慣の変更は難しいため、継続支援が必要です。
- 患者の自己効力感を支える関わりが大切です。