R05B4|令和5年度 准看護師試験 過去問
人体のしくみと働き呼吸器気管・気管支・肺の構造
呼吸器系器官について、正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、気管、喉頭、喉頭蓋、サーファクタントの基本構造が問われています。
呼吸器の構造は、気道確保、誤嚥予防、呼吸状態の観察に直結します。
解説
喉頭蓋は喉頭にある構造で、嚥下時に気道の入口をふさぎ、食物や水分が気管へ入るのを防ぐ働きがあります。
気管は第4〜5胸椎あたり、胸骨角の高さで左右の主気管支に分岐します。第1胸椎の高さではありません。
気管軟骨はC字型で、後方は食道に接しています。全周が軟骨で覆われているわけではありません。
サーファクタントは、肺胞の表面張力を低下させ、肺胞がつぶれにくくする物質です。主に肺胞Ⅱ型上皮細胞から分泌されます。気管支粘膜から分泌されるものではありません。
准看護師としての観察ポイント
嚥下障害がある患者では、むせ、湿性嗄声、咳、発熱、痰の増加、SpO2低下を観察します。喉頭蓋の働きは誤嚥予防と関係します。
選択肢の確認
1.気管は第 1 胸椎の高さで左右に分岐する。
誤り。
気管は第4〜5胸椎あたり、胸骨角の高さで左右の主気管支に分岐します。
2.気管は全周軟骨で被われる。
誤り。
気管軟骨はC字型で、後方は食道に接しています。全周が軟骨で覆われているわけではありません。
3.喉頭には喉頭蓋がある。
正しい。
喉頭には喉頭蓋があり、嚥下時に気道へ食物が入るのを防ぎます。
4.サーファクタント(界面活性物質)は気管支粘膜から分泌される。
誤り。
サーファクタントは主に肺胞Ⅱ型上皮細胞から分泌されます。肺胞を広がりやすく保つ働きがあります。
覚えるポイント
- 喉頭には喉頭蓋がある。
- 喉頭蓋は誤嚥予防に関係する。
- 気管は胸骨角付近で左右に分岐する。
- 気管軟骨はC字型である。
- サーファクタントは肺胞Ⅱ型上皮細胞から分泌される。