R05B141|令和5年度 准看護師試験 過去問
精神看護治療・薬物療法精神科治療・服薬支援
防衛機制のうち「欲求を意識から排除し、なかったことにする」のはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、防衛機制の抑圧が問われています。
防衛機制は、不安や葛藤から自分のこころを守るために無意識的に働く心理的な仕組みです。
解説
抑圧とは、受け入れがたい欲求、感情、記憶などを意識から締め出し、なかったことのようにする防衛機制です。本人は意識して忘れようとしているのではなく、無意識的に意識から排除します。
逃避は、つらい状況や課題から離れて不安を避けようとすることです。
合理化は、自分にとって都合の悪い行動や失敗に対して、もっともらしい理由をつけて納得しようとすることです。
昇華は、社会的に受け入れにくい欲求や衝動を、芸術、スポーツ、仕事など社会的に望ましい形に置き換えることです。
精神看護のポイント
防衛機制は患者を責めるための用語ではありません。不安や葛藤に対処するためのこころの働きとして理解し、患者の背景や気持ちを丁寧に受け止めます。
選択肢の確認
1.抑圧
正しい。
抑圧は、欲求や記憶を意識から排除し、なかったことにする防衛機制です。
2.逃避
誤り。
逃避は、つらい状況や課題から離れて不安を避けようとすることです。欲求を意識から排除することではありません。
3.合理化
誤り。
合理化は、都合の悪い行動や失敗にもっともらしい理由をつける防衛機制です。
4.昇華
誤り。
昇華は、受け入れにくい欲求や衝動を社会的に望ましい活動へ置き換える防衛機制です。
覚えるポイント
- 抑圧は欲求や記憶を意識から排除する。
- 合理化はもっともらしい理由をつける。
- 昇華は衝動を社会的に望ましい形に変える。
- 逃避はつらい状況から離れようとする。
- 防衛機制は不安や葛藤へのこころの対処である。