R07B142|令和7年度 准看護師試験 過去問
精神看護治療・薬物療法精神科治療・服薬支援
防衛機制のうち、もっともらしい理由をつけて自分の失敗や体験を正当化しようとするのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、防衛機制の種類が問われています。
防衛機制とは、不安や葛藤から自分の心を守るために、無意識に働く心理的なしくみです。精神看護では、患者の言動の背景にある不安や葛藤を理解するために重要です。
解説
もっともらしい理由をつけて、自分の失敗やつらい体験を正当化しようとする防衛機制は合理化です。
たとえば、試験に不合格だった人が「本気で勉強していなかったから」「あの試験は自分には必要なかった」と説明する場合、失敗によるつらさをやわらげるために合理化が働いていると考えます。
ひっかけポイント
合理化は「もっともらしい理由づけ」、反動形成は「本心と反対の態度」、代償は「別の面で補う」、退行は「幼い行動に戻る」と整理します。
准看護師としては、防衛機制を見つけて責めるのではなく、患者が何に不安を感じているのかを理解し、安心して話せる関係づくりを行います。
選択肢の確認
1.反動形成
誤り。
反動形成は、受け入れがたい感情や欲求とは反対の態度や行動をとる防衛機制です。もっともらしい理由で正当化するものではありません。
2.合理化
該当する。
合理化は、もっともらしい理由をつけて、自分の失敗や体験を正当化しようとする防衛機制です。この問題の正答です。
3.代償
誤り。
代償は、ある面で満たされない欲求や劣等感を、別の面で補おうとする防衛機制です。失敗に理由をつけて正当化するものではありません。
4.退行
誤り。
退行は、強い不安や葛藤に直面したときに、以前の発達段階のような幼い行動に戻る防衛機制です。もっともらしい理由づけとは異なります。
覚えるポイント
- 防衛機制は、不安や葛藤から心を守るしくみです。
- 合理化は、もっともらしい理由で失敗や体験を正当化することです。
- 反動形成、代償、退行の違いを言葉で説明できるようにします。
- 患者の防衛機制を責めず、不安や背景を理解する姿勢が大切です。