R05B13|令和5年度 准看護師試験 過去問
薬物と看護薬物動態・投与経路代謝・排泄・感受性
薬物について、正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、薬物感受性と薬物動態に影響する因子が問われています。
薬物の作用は、年齢、体重、肝機能、腎機能、妊娠・授乳、人種差、併用薬などに影響されます。
解説
小児は、肝臓や腎臓の機能が未熟で、体内の水分量や脂肪量も成人と異なります。そのため、薬物の吸収、分布、代謝、排泄が成人と違い、薬物への感受性が高いことがあります。
薬物感受性には個人差があり、人種差や遺伝的な違いも関係することがあります。人種差がないとはいえません。
薬物の中には乳汁中へ移行するものがあります。授乳中の薬物使用では、乳児への影響を考え、医師や薬剤師に確認します。
腎臓は多くの薬物や代謝産物の排泄に関わるため、腎障害があると薬物が体内に蓄積し、副作用が出やすくなることがあります。
安全管理上のポイント
与薬では、年齢、体重、腎機能、肝機能、アレルギー、妊娠・授乳、併用薬を確認します。小児や高齢者では副作用の観察を特に丁寧に行います。
選択肢の確認
1.小児は成人に比して感受性が高い。
正しい。
小児は代謝や排泄機能が未熟であり、成人より薬物に対する感受性が高いことがあります。
2.感受性に人種差はない。
誤り。
薬物感受性には個人差があり、遺伝的背景や人種差が関係することがあります。
3.乳汁には排泄されない。
誤り。
薬物の中には乳汁中へ移行するものがあります。授乳中の薬物使用では確認が必要です。
4.腎障害の程度は薬物動態に影響しない。
誤り。
腎障害があると薬物の排泄が低下し、血中濃度上昇や副作用につながることがあります。
覚えるポイント
- 小児は薬物感受性が高いことがある。
- 薬物感受性には個人差や人種差がある。
- 薬物は乳汁中へ移行することがある。
- 腎障害は薬物排泄に影響する。
- 与薬では年齢、体重、腎機能、肝機能、併用薬を確認する。