34PM123|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
臨床応用・症例治療運動器疾患肘・手関節障害
次の症例で確認すべき検査として最も適切なのはどれか。 「42歳の女性。最近、友人に誘われて未経験だったテニスを始めたところ、しばらくしてバックハンドストロークの際に肘の外側が痛むようになった。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、テニスのバックハンドで生じる肘外側痛から、上腕骨外側上顆炎を考えます。
上腕骨外側上顆炎の確認に用いられる代表的検査はトムゼンテストです。
解説
上腕骨外側上顆炎は、いわゆるテニス肘です。手関節伸筋群、特に短橈側手根伸筋への反復負荷により、肘外側に痛みが出ます。
トムゼンテストでは、肘を伸ばした状態で手関節背屈に抵抗を加え、肘外側部の痛みが誘発されるかを確認します。
サルカスサインは肩関節不安定性、フロマン徴候は尺骨神経麻痺、リフトオフテストは肩甲下筋機能の評価に用います。
ひっかけポイント
バックハンドで肘外側痛ならテニス肘です。テニス肘の検査はトムゼンテストです。
選択肢の確認
1.トムゼンテスト
正しい。
トムゼンテストは上腕骨外側上顆炎を確認する検査です。手関節背屈に抵抗を加え、肘外側痛を誘発します。
2.サルカスサイン
誤り。
サルカスサインは肩関節の下方不安定性を確認する検査です。肘外側痛の確認には用いません。
3.フロマン徴候
誤り。
フロマン徴候は尺骨神経麻痺を評価する所見です。母指内転筋の筋力低下を確認します。テニス肘の検査ではありません。
4.リフトオフテスト
誤り。
リフトオフテストは肩甲下筋の機能を確認する検査です。肘外側痛の評価には不適切です。
覚えるポイント
- テニス肘は上腕骨外側上顆炎です。
- 罹患しやすい筋は短橈側手根伸筋です。
- 確認検査としてトムゼンテストを覚えます。