33PM112|第33回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
臨床応用・症例治療運動器疾患肩関節障害
肩関節周囲炎に対して肩甲骨外側縁から大結節に向けて手根揉捏を行った。対象とした筋はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、肩甲骨外側縁から上腕骨大結節へ向かう筋を確認します。
肩甲骨外側縁から大結節へ向かう筋として、小円筋が重要です。
解説
小円筋は肩甲骨外側縁から起こり、上腕骨大結節に停止します。肩関節の外旋に関係し、腱板を構成する筋の一つです。
肩関節周囲炎では、肩関節周囲の筋や関節包の緊張、疼痛、可動域制限が問題になります。肩甲骨外側縁から大結節に向けて手根揉捏を行う場合、走行から考えて小円筋が対象です。
棘上筋は肩甲骨棘上窩から大結節上部へ向かいます。肩甲下筋は肩甲骨前面から小結節へ向かります。上腕三頭筋は肩関節後面や肘伸展に関係しますが、肩甲骨外側縁から大結節へ向かう筋としては小円筋が適切です。
触診のポイント
肩後外側では、棘下筋、小円筋、大円筋、上腕三頭筋長頭の位置関係を確認します。小円筋は肩甲骨外側縁から大結節へ向かいます。
選択肢の確認
1.棘上筋
誤り。
棘上筋は肩甲骨棘上窩から起こり、上腕骨大結節上部に停止します。肩甲骨外側縁から大結節へ向かう筋としては小円筋が適切です。
2.小円筋
正しい。
小円筋は肩甲骨外側縁から起こり、上腕骨大結節に停止します。問題文の施術方向に一致する筋です。
3.肩甲下筋
誤り。
肩甲下筋は肩甲骨前面の肩甲下窩から起こり、上腕骨小結節に停止します。大結節へ向かう筋ではありません。
4.上腕三頭筋
誤り。
上腕三頭筋は肘関節伸展に関係する筋で、長頭は肩甲骨関節下結節から起こります。肩甲骨外側縁から大結節へ向かう筋ではありません。
覚えるポイント
- 小円筋は肩甲骨外側縁から上腕骨大結節に停止します。
- 小円筋は肩関節外旋に関係します。
- 肩甲下筋は小結節、棘上筋・棘下筋・小円筋は大結節に停止します。