32PM155|第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
あん摩マッサージ指圧理論関連療法・適応徒手療法と施術適応
あん摩・マッサージ・指圧の禁忌はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、あん摩・マッサージ・指圧の禁忌を確認します。
施術によって病態を悪化させる危険がある場合は、施術を避ける判断が必要です。
解説
静脈血栓症では、静脈内に血栓が形成されています。この部位に揉捏や圧迫などの刺激を加えると、血栓が遊離して肺塞栓などを起こす危険があります。
そのため、静脈血栓症はあん摩・マッサージ・指圧の禁忌として重要です。
慢性気管支炎、更年期障害、過敏性腸症候群では、病状や全身状態に応じて施術を検討することがありますが、静脈血栓症のような血栓遊離リスクとは異なります。
安全管理上のポイント
下肢の腫脹、熱感、疼痛、発赤、急な息切れなどがある場合は血栓症を疑い、施術を避けて医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
1.静脈血栓症
正しい。
静脈血栓症では、施術刺激により血栓が遊離する危険があります。肺塞栓など重大な合併症につながるため禁忌です。
2.慢性気管支炎
誤り。
慢性気管支炎は呼吸器疾患ですが、全身状態を確認したうえで施術が検討されることがあります。静脈血栓症のような禁忌としては扱いません。
3.更年期障害
誤り。
更年期障害では自律神経症状や不定愁訴がみられます。施術が症状緩和に用いられることもあり、禁忌ではありません。
4.過敏性腸症候群
誤り。
過敏性腸症候群は腹痛や便通異常をきたす機能性疾患です。病状に配慮は必要ですが、静脈血栓症のような絶対的禁忌ではありません。
覚えるポイント
- 静脈血栓症は施術禁忌です。
- 血栓が遊離すると肺塞栓を起こす危険があります。
- 禁忌では、患者安全を最優先に判断します。