34PM154|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
あん摩マッサージ指圧理論関連療法・適応徒手療法と施術適応
徒手検査で陽性の際、あん摩マッサージ指圧施術が適応となるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、徒手検査陽性時に施術の適応となる状態と、医療機関での評価を優先すべき状態を区別します。
エリーテスト陽性では、大腿直筋などの柔軟性低下を考え、あん摩マッサージ指圧施術の対象となり得ます。
解説
エリーテストは、腹臥位で膝を屈曲し、大腿前面の筋、特に大腿直筋の短縮や緊張を確認する検査です。
陽性であれば、大腿前面の筋緊張や柔軟性低下に対して、揉捏、軽擦、ストレッチ補助などの施術が適応となることがあります。
一方、ドロップアームテスト陽性は腱板断裂、ラックマンテスト陽性は前十字靱帯損傷、トンプソンテスト陽性はアキレス腱断裂を疑います。これらは損傷の可能性が高く、施術よりも医療機関での評価を優先します。
安全管理上のポイント
断裂や靱帯損傷を疑う陽性所見では、無理な施術を避け、整形外科的評価を優先します。
選択肢の確認
1.ドロップアームテスト
誤り。
ドロップアームテスト陽性では腱板断裂を疑います。断裂が疑われる場合は施術適応とせず、医療機関での評価が必要です。
2.エリーテスト
正しい。
エリーテスト陽性では大腿直筋の短縮や緊張が考えられます。筋の柔軟性改善を目的としたあん摩マッサージ指圧施術の対象となり得ます。
3.ラックマンテスト
誤り。
ラックマンテスト陽性では前十字靱帯損傷を疑います。靱帯損傷の評価と治療が優先され、施術適応としては不適切です。
4.トンプソンテスト
誤り。
トンプソンテスト陽性ではアキレス腱断裂を疑います。緊急性を含め医療機関での評価が必要です。
覚えるポイント
- エリーテストは大腿直筋の短縮を確認します。
- 腱板断裂、前十字靱帯損傷、アキレス腱断裂を疑う検査陽性では医療機関での評価を優先します。
- 施術適応か禁忌かは、安全管理の視点で判断します。