32PM126|第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
臨床応用・症例治療運動器疾患仙腸関節・胸郭出口・膝下腿
前方コンパートメント症候群の罹患筋はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、下腿の前方コンパートメントに含まれる筋を確認します。
下腿コンパートメント症候群では、どの区画にどの筋・神経・血管が含まれるかを整理します。
解説
下腿前方コンパートメントには、前脛骨筋、長母趾伸筋、長趾伸筋、第三腓骨筋などが含まれます。
これらは主に足関節背屈や足趾伸展に関係し、深腓骨神経支配です。前方コンパートメント内圧が上昇すると、下腿前面の痛み、足背の感覚障害、足趾伸展や足関節背屈の障害などが問題になります。
長腓骨筋は外側コンパートメント、長母趾屈筋は深後方コンパートメント、足底筋は後方の筋として整理します。
ひっかけポイント
前方コンパートメントは「伸筋群」です。長趾伸筋は前方、長母趾屈筋は後方と区別します。
選択肢の確認
1.長腓骨筋
誤り。
長腓骨筋は下腿外側コンパートメントに属し、足部外がえしに働きます。前方コンパートメントの罹患筋ではありません。
2.長母趾屈筋
誤り。
長母趾屈筋は下腿深後方コンパートメントに属し、母趾屈曲に働きます。前方コンパートメントの筋ではありません。
3.長趾伸筋
正しい。
長趾伸筋は下腿前方コンパートメントに属し、足趾伸展や足関節背屈に関係します。前方コンパートメント症候群の罹患筋として適切です。
4.足底筋
誤り。
足底筋は下腿後方にある筋です。前方コンパートメントの筋ではありません。
覚えるポイント
- 前方コンパートメントは前脛骨筋、長母趾伸筋、長趾伸筋などです。
- 前方コンパートメントは深腓骨神経と関係します。
- 長腓骨筋は外側、長母趾屈筋は深後方に属します。