32AM38第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問

臨床医学疾患各論循環器・救急

成人の気道異物除去を目的とするのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、成人の気道異物による窒息への対応を確認します。

意識がある成人で強い気道閉塞が疑われる場合、異物除去の方法として腹部突き上げ法が重要です。

解説

成人の気道異物除去では、咳が可能なら咳を促します。咳ができない、声が出ない、呼吸ができないなど強い気道閉塞が疑われる場合には、背部叩打法や**腹部突き上げ法(ハイムリック法)**を行います。

腹部突き上げ法は、上腹部を急激に圧迫して胸腔内圧を高め、気道内の異物を排出させる方法です。

胸骨圧迫は心停止時の循環補助、人工呼吸は換気補助、頭部後屈あご先挙上法は気道確保の方法です。

安全管理上のポイント
腹部突き上げ法は、妊婦や高度肥満者では胸部突き上げを考慮します。反応がなくなった場合は心肺蘇生を開始します。

選択肢の確認

1.胸骨圧迫
誤り。
胸骨圧迫は心停止時に循環を保つための処置です。意識のある成人の気道異物除去を目的とする第一の方法ではありません。

2.人工呼吸
誤り。
人工呼吸は換気を補助する処置です。気道内の異物を除去する目的で行う処置ではありません。

3.頭部後屈あご先挙上法
誤り。
頭部後屈あご先挙上法は、舌根沈下などによる気道閉塞を防ぎ、気道を確保する方法です。異物を排出させる方法ではありません。

4.腹部突き上げ法(ハイムリック法)
正しい。
腹部突き上げ法は、成人の気道異物除去を目的として行う方法です。上腹部を突き上げることで異物排出を促します。

覚えるポイント

  • 成人の気道異物除去では、腹部突き上げ法が重要です。
  • 胸骨圧迫は心停止時の循環補助です。
  • 頭部後屈あご先挙上法は気道確保であり、異物除去そのものではありません。

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