33PM179第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

きゅう理論灸刺激と生体反応熱刺激伝導・軸索反射・炎症メディエーター・痛覚過敏

透熱灸による反応で最も早期に起こるのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

透熱灸の刺激から、受容器興奮、神経伝導、感覚認知、局所反応、炎症細胞浸潤へ進む時間的順序を問う問題です。最初に起こるのは、熱刺激を受け取る末梢ポリモーダル受容器の興奮です。

解説

透熱灸の熱が皮膚へ加わると、まず自由神経終末にあるポリモーダル受容器や温度受容器が刺激されて活動電位を発生します。その後、求心性情報が脊髄・脳へ伝わって温熱感覚として認知され、軸索反射などにより局所血管拡張が起こります。白血球浸潤は、炎症メディエーターの放出や血管反応に続く、より遅い反応です。

したがって、最も早期に起こるのはポリモーダル受容器の興奮です。

選択肢の確認

  • 1.ポリモーダル受容器の興奮:正しい。熱刺激が加わった直後に末梢のポリモーダル受容器が興奮するため、最も早く起こり正しいです。

  • 2.白血球の浸潤:誤り。白血球の浸潤は炎症反応の進行後に起こり、受容器興奮より遅い反応です。

  • 3.温熱感覚の認知:誤り。温熱感覚の認知には末梢受容器の興奮と中枢への伝導が先に必要です。

  • 4.施灸局所の血管拡張:誤り。局所血管拡張は軸索反射や炎症メディエーターを介して起こるため、受容器興奮の後です。

覚えるポイント

  • 刺激反応の最初は受容器の興奮。
  • 次に神経伝導と中枢での感覚認知。
  • 血管反応は受容器興奮に続く。
  • 白血球浸潤はさらに遅い炎症反応。

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