33PM175|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
きゅう理論艾・灸法・消毒透熱灸艾・灸法分類・禁忌穴・有痕灸消毒
有痕灸施術部の消毒で最も適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
有痕灸で皮膚障害を生じる部位の感染対策を問う問題です。施灸前に皮膚を清潔にし、施灸後にも創部を適切に消毒・保護するため、消毒は施灸前後に行います。
解説
有痕灸では皮膚に熱傷と創面が生じるため、感染予防が重要です。施灸前には皮膚表面の微生物を減らし、施灸後には創部を清潔に保って適切に保護します。清拭は強くこすらず、汚染部へ戻らないよう一方向に行い、皮膚に使用できる適切な消毒薬を選びます。
したがって「施灸前後に行う」が正しいです。発赤の拡大、腫脹、膿、増悪する疼痛、発熱などがあれば感染を疑い、医療機関での評価が必要です。
選択肢の確認
1.清拭圧は強めで行う。:誤り。強い清拭圧は皮膚を損傷し、微生物を広げるおそれがあるため適切ではありません。
2.施灸前後に行う。:正しい。有痕灸では施灸前の皮膚消毒と、施灸後の創部管理が必要であるため正しいです。
3.施灸部を往復するように拭く。:誤り。同じ面で往復すると清潔にした部位へ汚染を戻すため、中心から外側へ一方向に清拭します。
4.次亜塩素酸ナトリウムを用いる。:誤り。次亜塩素酸ナトリウムは器具や環境表面の消毒に用いられますが、通常の皮膚消毒薬として用いるものではありません。
覚えるポイント
- 有痕灸は施灸前後の感染対策が必要。
- 清拭は強くこすらず一方向。
- 皮膚に適した消毒薬を用いる。
- 感染徴候があれば医療評価を優先する。