33PM132|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論全身疾患・栄養・精神パーキンソン病・うつ病・鉄欠乏性貧血・ビタミンB1欠乏・過敏性腸症候群
次の症例で、患者に自由に文章を書かせたときにみられる所見として最も適切なのはどれか。「68歳の男性。利き手の静止時振戦、上肢の歯車様筋強剛、歩行時のすくみ足がみられる。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
静止時振戦、歯車様筋強剛、すくみ足からパーキンソン病を判断し、書字の特徴を答える問題です。パーキンソン病では文字が次第に小さくなる小字症がみられます。
解説
パーキンソン病では、黒質ドパミン神経の変性により、静止時振戦、筋強剛、動作緩慢、姿勢反射障害などが生じます。書字では運動の振幅が小さくなるため、書き進めるにつれて文字が小さくなる小字症が特徴的です。
症例の三徴とすくみ足から、小字症が最も適切です。
選択肢の確認
1.吃書:誤り。吃書は書字の反復や途切れを示す表現で、パーキンソン病の代表所見ではありません。
2.書痙:誤り。書痙は書字時に手指へ局所性ジストニアが起こる病態です。
3.小字症:正しい。パーキンソン病では運動振幅が小さくなり、小字症を認めるため正しいです。
4.自発書字障害:誤り。自発書字障害は失語や高次脳機能障害などでみられ、パーキンソン病の代表的書字所見ではありません。
覚えるポイント
- パーキンソン病の基本は振戦・筋強剛・動作緩慢・姿勢反射障害。
- 書字では小字症。
- 小字症は書き進めるほど文字が小さくなることがある。