33AM75|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
リハビリテーション医学運動器・脳性麻痺・歩行姿勢人工骨頭置換術後・脳性麻痺・MMT・重心
大腿骨頸部骨折に対する人工骨頭置換術後のリハビリテーションで、最も適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、大腿骨頸部骨折に対する人工骨頭置換術後のリハビリテーションが問われています。
術後は合併症を予防し、早期離床と歩行能力回復を目指します。
解説
人工骨頭置換術後は、医師の荷重許可や手術方法を確認したうえで、術後早期から起立・歩行・荷重訓練を開始します。早期離床は、廃用症候群、肺炎、深部静脈血栓症、褥瘡などの予防に重要です。
一方、術直後から強い抵抗運動を行うと、疼痛や術部への負担が大きくなります。極超短波療法は金属インプラント周囲では注意が必要で、術後疼痛緩和のために安易に行うものではありません。股関節の過度な回旋運動は脱臼リスクに注意が必要です。
安全管理上のポイント
人工骨頭置換術後は早期離床が大切ですが、脱臼肢位、荷重制限、疼痛、創部状態を確認しながら進めます。
選択肢の確認
1.術直後から患側下肢の抵抗運動を開始する。
誤り。
術直後から強い抵抗運動を行うと、術部への負担が大きくなります。まずは安全な離床、可動域、筋収縮訓練などを段階的に行います。
2.術後仏痛緩和のために極超短波療法を行う。
誤り。
人工骨頭など金属インプラントがある部位への深部温熱療法は注意が必要です。術後疼痛緩和目的で最も適切な対応ではありません。
3.患側股関節の回旋運動を行う。
誤り。
術後は股関節の回旋や過度な屈曲・内転などで脱臼リスクが高まる場合があります。回旋運動を積極的に行うのは不適切です。
4.術後早期から荷重訓練を開始する。
正しい。
人工骨頭置換術後は、許可された範囲で早期から荷重訓練や歩行訓練を行います。廃用予防と生活機能回復に重要です。
覚えるポイント
- 人工骨頭置換術後は早期離床が重要です。
- 術後早期から荷重訓練を進めます。
- 脱臼肢位に注意します。
- 強い抵抗運動や過度な回旋は術直後には避けます。
- 早期離床は肺炎、DVT、褥瘡、廃用の予防に役立ちます。