33AM74|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
リハビリテーション医学脊髄損傷・心臓・嚥下自律神経過反射・心臓リハ・摂食嚥下
摂食嚥下機能について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、摂食嚥下の各期の働きが問われています。
摂食嚥下は、先行期、準備期、口腔期、咽頭期、食道期に分けて考えます。
解説
先行期では、食物を見たり、においを感じたりして、食物を認識します。食べる意欲、食物の量や性状の判断、口へ運ぶ準備なども含まれます。
口腔準備期では、食物を咀嚼し、唾液と混ぜて食塊を形成します。口腔期では、形成した食塊を舌で咽頭へ送り込みます。咽頭期では嚥下反射により食塊が咽頭を通過し、喉頭閉鎖により誤嚥を防ぎます。食道期では食塊が食道から胃へ送られます。
選択肢1が正しい記述です。
ひっかけポイント
咀嚼して食塊を作るのは口腔準備期、咽頭へ送り込むのは口腔期です。各期の名前と役割を正確に分けます。
選択肢の確認
1.先行期では食物を認識する。
正しい。
先行期では食物を認識し、食べる準備をします。視覚、嗅覚、認知機能、注意などが関係します。
2.口腔期では食物を咀嚼し食塊を形成する。
誤り。
咀嚼して食塊を形成するのは主に口腔準備期です。口腔期では食塊を咽頭へ送り込みます。
3.咽頭期では食塊が咽頭へ送り込まれる。
誤り。
食塊を咽頭へ送り込むのは口腔期です。咽頭期では嚥下反射により食塊が咽頭を通過します。
4.食道期では食塊が食道へ送り込まれる。
誤り。
食道期では、食道に入った食塊が蠕動運動で胃へ送られます。食道へ送り込む段階は咽頭期との境界で考えます。
覚えるポイント
- 先行期では食物を認識します。
- 口腔準備期では咀嚼して食塊を作ります。
- 口腔期では食塊を咽頭へ送ります。
- 咽頭期では嚥下反射と喉頭閉鎖が重要です。
- 食道期では食塊を胃へ送ります。