33AM68|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論神経・認知症・神経筋疾患アルツハイマー病・前頭側頭型認知症・パーキンソン病・ALS
病初期から人格障害がよくみられるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、認知症の病型ごとの初期症状が問われています。
病初期から人格変化や行動異常が目立ちやすいのは前頭側頭型認知症です。
解説
前頭側頭型認知症では、前頭葉や側頭葉前方が障害され、初期から人格変化、脱抑制、反社会的行動、常同行動、意欲低下、共感性低下などがみられます。
アルツハイマー病では近時記憶障害が初期に目立ちます。レビー小体型認知症では幻視、認知機能の変動、パーキンソン症状が重要です。脳血管性認知症では脳血管障害に関連したまだら認知症や歩行障害などがみられます。
ひっかけポイント
記憶障害ならアルツハイマー病、幻視ならレビー小体型、人格変化なら前頭側頭型と整理します。
選択肢の確認
1.脳血管性認知症
誤り。
脳血管性認知症では脳梗塞や脳出血などに関連して、認知機能の低下が段階的に進行することがあります。初期から人格障害が最もよくみられる病型ではありません。
2.前頭側頭型認知症
正しい。
前頭側頭型認知症では、病初期から人格変化や行動異常が目立ちやすいです。脱抑制や社会性の低下が重要です。
3.アルツハイマー病
誤り。
アルツハイマー病では初期に近時記憶障害が目立ちます。人格障害が初期から最も特徴的というわけではありません。
4.レビー小体型認知症
誤り。
レビー小体型認知症では現実味のある幻視、認知機能の変動、パーキンソン症状などが特徴です。初期人格障害の代表ではありません。
覚えるポイント
- 前頭側頭型認知症では初期から人格変化が目立ちます。
- アルツハイマー病は近時記憶障害が重要です。
- レビー小体型認知症は幻視が特徴です。
- 脳血管性認知症は脳血管障害との関連を考えます。