33AM60|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論消化器・肝胆膵胃食道逆流症・炎症性腸疾患・膵癌・アニサキス
膵癌について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、膵癌の腫瘍マーカー、診断、発見の難しさが問われています。
膵癌では腫瘍マーカーとしてCA19-9が用いられます。ただし、腫瘍マーカーだけで確定診断はできません。
解説
CA19-9は膵癌で上昇しやすい腫瘍マーカーで、診断補助、治療効果判定、再発評価などに用いられます。選択肢では、CA19-9は特異度が高いという記述が最も適切です。
ただし、CA19-9は胆道系疾患などでも上昇することがあり、単独で確定診断するものではありません。確定診断には、画像検査、内視鏡検査、細胞診・組織診などを総合して判断します。
膵癌は早期には症状が乏しく、発見が遅れやすい癌です。アミラーゼは膵炎で重要ですが、膵癌の病態を常に反映する指標としては不十分です。
ひっかけポイント
CA19-9は膵癌で重要ですが、腫瘍マーカーだけで確定診断はできません。膵癌は早期発見が難しい癌です。
選択肢の確認
1.CA19-9は特異度が高い。
正しい。
CA19-9は膵癌で用いられる代表的な腫瘍マーカーです。診断補助や経過観察に重要です。
2.アミラーゼ値は病態を反映する。
誤り。
アミラーゼは膵炎で重要な検査値ですが、膵癌の病態を反映する指標としては限定的です。膵癌の代表的マーカーはCA19-9です。
3.放射線検査で確定診断ができる。
誤り。
画像検査は膵癌を疑うために重要ですが、確定診断には細胞診や組織診など病理学的評価が必要になることがあります。画像だけで確定とはいえません。
4.早期に発見されやすい。
誤り。
膵癌は早期症状が乏しく、発見が遅れやすい癌です。進行してから黄疸、腹痛、体重減少などで見つかることがあります。
覚えるポイント
- 膵癌の腫瘍マーカーとしてCA19-9が重要です。
- CA19-9だけで確定診断はできません。
- 膵癌は早期発見が難しい癌です。
- 確定診断には画像、内視鏡、細胞診・組織診などを総合します。