33AM46|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学総論症候・検査所見易感染性・便秘・チアノーゼ・声音振盪・脳神経
声音振盪が増強するのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、胸部診察における声音振盪の変化が問われています。
声音振盪は、患者が声を出したときに胸壁へ伝わる振動です。肺組織が充実すると伝わりやすくなります。
解説
肺炎では、肺胞内に炎症性滲出物がたまり、肺が含気性を失って充実します。空気よりも固体・液体成分の多い組織は振動を伝えやすいため、声音振盪が増強します。
一方、気胸や胸水貯留では、肺と胸壁の間に空気や液体が入り、振動が胸壁へ伝わりにくくなります。肺気腫では肺が過膨張し、声音振盪は低下しやすいです。
ひっかけポイント
肺炎では増強、気胸・胸水・肺気腫では減弱と覚えます。
選択肢の確認
1.気胸
誤り。
気胸では胸腔内に空気が入り、肺から胸壁への振動伝導が妨げられます。声音振盪は減弱します。
2.肺炎
正しい。
肺炎では肺胞が滲出物で満たされ、肺が充実するため、声音振盪が増強します。
3.肺気腫
誤り。
肺気腫では肺が過膨張し、含気量が増え、振動が伝わりにくくなります。声音振盪は減弱しやすいです。
4.胸水貯留
誤り。
胸水貯留では肺と胸壁の間に液体がたまり、振動が胸壁に伝わりにくくなります。声音振盪は減弱します。
覚えるポイント
- 肺炎では声音振盪が増強します。
- 気胸では声音振盪が減弱します。
- 胸水貯留でも声音振盪は減弱します。
- 肺気腫では過膨張により声音振盪が減弱しやすいです。