33AM45|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学総論症候・検査所見易感染性・便秘・チアノーゼ・声音振盪・脳神経
チアノーゼの原因とならないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題は「チアノーゼの原因とならないもの」を選ぶ問題です。
チアノーゼは、毛細血管血中の還元ヘモグロビンが増え、皮膚や粘膜が青紫色に見える状態です。
解説
チアノーゼは、血液中の酸素が不足し、還元ヘモグロビンが増えることで起こります。COPD、左心不全、ファロー四徴症などでは低酸素血症や静脈血混合によりチアノーゼがみられることがあります。
一方、貧血ではヘモグロビン量そのものが少ないため、低酸素状態があっても還元ヘモグロビンの絶対量が増えにくく、チアノーゼは目立ちにくいです。そのため、貧血はチアノーゼの原因としては適切ではありません。
ひっかけポイント
チアノーゼは酸素不足だけでなく、還元ヘモグロビンの絶対量が関係します。貧血ではチアノーゼが出にくいです。
選択肢の確認
1.貧血
正答。原因となりません。
貧血ではヘモグロビン量が少ないため、還元ヘモグロビンの絶対量が増えにくく、チアノーゼは起こりにくいです。この問題では原因とならないものとして正答です。
2.左心不全
原因となります。
左心不全では肺うっ血やガス交換障害により低酸素血症をきたし、チアノーゼがみられることがあります。
3.ファロー四徴症
原因となります。
ファロー四徴症では右左シャントにより静脈血が動脈血に混入し、チアノーゼをきたします。先天性チアノーゼ性心疾患の代表です。
4.COPD
原因となります。
COPDでは換気障害やガス交換障害により低酸素血症をきたし、チアノーゼを生じることがあります。
覚えるポイント
- チアノーゼは還元ヘモグロビン増加で起こります。
- 貧血ではチアノーゼが出にくいです。
- COPDや心不全では低酸素によりチアノーゼが起こりえます。
- ファロー四徴症はチアノーゼ性先天性心疾患です。