33AM43|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学総論症候・検査所見易感染性・便秘・チアノーゼ・声音振盪・脳神経
易感染性をきたす疾患として最も適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、易感染性を起こす血液疾患を選びます。
感染防御には白血球、特に好中球が重要です。白血病では正常な造血が障害され、感染しやすくなります。
解説
急性骨髄性白血病では、骨髄で白血病細胞が増殖し、正常な白血球、赤血球、血小板の産生が障害されます。正常な好中球が減少したり機能が低下したりすると、細菌や真菌に感染しやすくなります。
鉄欠乏性貧血や巨赤芽球性貧血では主に赤血球系の異常が問題になります。特発性血小板減少性紫斑病では血小板減少による出血傾向が中心です。
ひっかけポイント
易感染性は白血球、出血傾向は血小板、貧血症状は赤血球と結びつけて考えます。
選択肢の確認
1.鉄欠乏性貧血
誤り。
鉄欠乏性貧血では赤血球やヘモグロビンが低下し、倦怠感、息切れ、動悸などがみられます。易感染性を最もきたしやすい疾患ではありません。
2.特発性血小板減少性紫斑病
誤り。
特発性血小板減少性紫斑病では血小板が減少し、紫斑、鼻出血、歯肉出血などの出血傾向が中心です。易感染性の代表ではありません。
3.急性骨髄性白血病
正しい。
急性骨髄性白血病では正常な白血球産生が障害され、感染防御が低下します。易感染性をきたす疾患として最も適切です。
4.巨赤芽球性貧血
誤り。
巨赤芽球性貧血はビタミンB12や葉酸欠乏などで起こる貧血です。白血球や血小板も低下することがありますが、選択肢の中で易感染性として最も適切なのは急性骨髄性白血病です。
覚えるポイント
- 易感染性は白血球、特に好中球の減少や機能低下で起こります。
- 急性骨髄性白血病では正常造血が障害されます。
- 血小板減少では出血傾向が重要です。
- 貧血では倦怠感、息切れ、動悸を考えます。