32PM112|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
経絡経穴概論取穴法・体表指標天牖・陰都と中脘・膻中・命門・膝窩・上腕・経火穴・腋窩
経穴の部位で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、頭頸部の経穴の正確な部位が問われています。
頸部では、下顎角、甲状軟骨、輪状軟骨、胸鎖乳突筋の前縁・後縁が重要な体表指標になります。
解説
天牖は手少陽三焦経の経穴で、下顎角と同じ高さ、胸鎖乳突筋後方の陥凹部に取ります。したがって、選択肢2が正しいです。
頭頸部の経穴は名前が似ているものが多く、特に「天」がつく経穴では混同しやすいです。天衝、天容、天鼎、天牖は、それぞれ経脈も位置も異なるため、体表指標で区別します。
ひっかけポイント
胸鎖乳突筋の前縁か後縁か、下顎角の高さか甲状軟骨の高さかを確認します。
選択肢の確認
1.天衝は、耳尖の直上、髪際の上方1寸5分にある。
誤り。
天衝は頭部の胆経の経穴ですが、この記述は天衝の標準的な取穴部位としては不適切です。天牖の部位を問う選択肢2が正しいです。
2.天牖は、下顎角と同じ高さ、胸鎖乳突筋後方の陥凹部にある。
正しい。
天牖は下顎角と同じ高さで、胸鎖乳突筋後方の陥凹部に取ります。頸部の三焦経の重要穴です。
3.天容は、胸鎖乳突筋の後縁、甲状軟骨上縁と同じ高さにある。
誤り。
天容は小腸経の経穴で、下顎角の後方に取ります。甲状軟骨上縁の高さで胸鎖乳突筋後縁に取るという記述は不適切です。
4.天鼎は、輪状軟骨と同じ高さ、胸鎖乳突筋の前縁にある。
誤り。
天鼎は大腸経の頸部の経穴ですが、選択肢の記述は標準的な天鼎の部位としては不適切です。正しい部位として問われているのは天牖です。
覚えるポイント
- 天牖は下顎角と同じ高さ、胸鎖乳突筋後方の陥凹部にあります。
- 頸部の経穴は、下顎角、甲状軟骨、輪状軟骨を基準にします。
- 胸鎖乳突筋の前縁・後縁の違いを確認します。
- 「天」がつく経穴は位置を混同しやすいため、体表指標で覚えます。