32AM17|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
解剖学筋骨格・末梢神経脊柱靱帯・骨盤分界線・前腕屈筋・腕神経叢
前腕の屈筋群について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、前腕屈筋群の起始、神経支配、手根管との関係が問われています。
前腕浅層屈筋群の多くは、上腕骨内側上顆から起こります。
解説
橈側手根屈筋は、前腕屈筋群の一つで、主に上腕骨内側上顆から起こります。手関節の屈曲と橈屈に働き、正中神経の支配を受けます。
円回内筋は正中神経が貫く、またはその間を通ることが重要です。橈骨神経ではありません。
長掌筋腱は手根管内ではなく、屈筋支帯の表層を通って手掌腱膜へ向かいます。尺側手根屈筋は尺骨神経支配です。
ひっかけポイント
前腕屈筋群は上腕骨内側上顆、伸筋群は外側上顆と整理します。
選択肢の確認
1.円回内筋を橈骨神経が貫く。
誤り。
円回内筋と関係が深いのは正中神経です。正中神経は円回内筋の二頭の間を通るため、円回内筋症候群とも関係します。
2.橈側手根屈筋は上腕骨内側上顆から起こる。
正しい。
橈側手根屈筋は上腕骨内側上顆から起こり、手関節の屈曲と橈屈に働きます。正しい記述です。
3.長掌筋は手根管を通る。
誤り。
長掌筋腱は屈筋支帯の表層を通り、手掌腱膜に移行します。手根管内を通るわけではありません。
4.尺側手根屈筋は正中神経支配である。
誤り。
尺側手根屈筋は尺骨神経支配です。前腕屈筋群の中でも尺骨神経支配として重要です。
覚えるポイント
- 前腕屈筋群の多くは上腕骨内側上顆から起こります。
- 橈側手根屈筋は上腕骨内側上顆から起こります。
- 円回内筋は正中神経と関係します。
- 尺側手根屈筋は尺骨神経支配です。
- 長掌筋腱は手根管ではなく屈筋支帯の表層を通ります。