32AM15|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
解剖学筋骨格・末梢神経脊柱靱帯・骨盤分界線・前腕屈筋・腕神経叢
脊髄の背側面に最も近いのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、脊柱管内外の構造と、脊髄との位置関係が問われています。
脊髄の背側面に最も近い靱帯として重要なのは黄色靱帯です。
解説
黄色靱帯は、隣り合う椎弓の間を結ぶ靱帯で、脊柱管の後壁に近い位置にあります。脊髄や硬膜嚢の背側に近いため、肥厚すると脊柱管狭窄の原因になることがあります。
棘間靱帯は棘突起の間、棘上靱帯は棘突起の先端を連結する靱帯で、黄色靱帯よりも後方にあります。
後縦靱帯は椎体の後面を縦に走る靱帯で、脊髄の前方側に位置します。したがって、脊髄の背側面に最も近いものとしては黄色靱帯が適切です。
ひっかけポイント
背側から見ると、棘上靱帯、棘間靱帯、黄色靱帯、硬膜嚢・脊髄の順に深くなります。
選択肢の確認
1.黄色靱帯
正しい。
黄色靱帯は椎弓間にあり、脊柱管の後壁を形成します。脊髄の背側面に最も近い靱帯です。
2.棘間靱帯
誤り。
棘間靱帯は棘突起間にあります。黄色靱帯よりも後方にあり、脊髄からは遠い位置です。
3.棘上靱帯
誤り。
棘上靱帯は棘突起の先端を結ぶ靱帯で、さらに後方にあります。脊髄の背側面に最も近い靱帯ではありません。
4.後縦靱帯
誤り。
後縦靱帯は椎体後面を走り、脊髄の前方側にあります。背側面に最も近い構造ではありません。
覚えるポイント
- 黄色靱帯は椎弓間にあります。
- 黄色靱帯は脊髄背側面に近いです。
- 棘間靱帯と棘上靱帯は黄色靱帯より後方です。
- 後縦靱帯は脊髄の前方側にあります。