46PM44第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅱ 実際的知識操作・運用輸液・注入機器/輸液ポンプ・シリンジポンプ

薬液を低流量で投与するのに最も適しているのはどれか。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

この問題では、薬液を低流量で正確に投与する装置が問われています。

微量の薬剤を一定速度で投与する場合に最も適しているのは、シリンジポンプです。

解説

シリンジポンプは、注射器を装着し、押し子を一定速度で押すことで薬液を投与する装置です。

少量の薬液を精密に投与できるため、次のような薬剤投与でよく使われます。

  • 昇圧薬
  • 鎮静薬
  • 鎮痛薬
  • 抗不整脈薬
  • 小児や新生児への微量投与

シリンジの内径と押し子の移動速度から流量を制御するため、低流量でも比較的正確に投与できます。

一方、ローラポンプや遠心ポンプは大きな流量を扱う用途で使われることが多く、輸液コントローラやフィンガポンプは一般的な輸液には使われますが、微量薬液投与ではシリンジポンプがより適しています。

ME機器管理での注意点
シリンジポンプでは、シリンジサイズ設定、薬剤濃度、流量設定、閉塞アラーム、残量、ラインの接続を必ず確認します。

選択肢の確認

1.ローラポンプ
誤り。
ローラポンプはチューブをローラでしごいて液体を送るポンプです。人工心肺や血液浄化などで用いられることがありますが、低流量の薬液投与に最も適する装置ではありません。

2.遠心ポンプ
誤り。
遠心ポンプは羽根車の回転によって血液や液体を送るポンプです。人工心肺やECMOなど比較的大きな流量を扱う用途に使われます。低流量の薬液投与には適しません。

3.輸液コントローラ
誤り。
輸液コントローラは滴下を監視・調整する装置で、一般的な輸液管理に用いられます。ただし、微量薬液を精密に投与する用途ではシリンジポンプがより適しています。

4.フィンガポンプ
誤り。
フィンガポンプはチューブを複数のフィンガで押して送液する輸液ポンプの方式です。一般輸液に使われますが、低流量の薬液を最も精密に投与する装置としてはシリンジポンプを選びます。

5.シリンジポンプ
正しい。
シリンジポンプは注射器の押し子を一定速度で押すことで、微量の薬液を正確に投与できます。低流量投与に最も適しています。

覚えるポイント

  • 低流量の薬液投与にはシリンジポンプが適します。
  • シリンジポンプは微量投与に強い装置です。
  • 輸液ポンプは一般輸液、シリンジポンプは精密な薬剤投与と整理します。
  • 閉塞、シリンジサイズ、流量設定、薬剤濃度の確認が重要です。

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