46PM43|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
超音波ネブライザで誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、超音波ネブライザの特徴と注意点が問われています。
超音波ネブライザは、超音波振動によって薬液を微細な粒子にして吸入させる装置です。薬剤は主気管支だけでなく、粒子径が適切であれば末梢気道まで到達します。
解説
ネブライザは、薬液をエアロゾル化して気道へ投与する装置です。
超音波ネブライザでは、ピエゾ素子などで発生した超音波振動を薬液へ伝え、薬液を霧状の微細粒子にします。
超音波ネブライザの特徴として、次の点が重要です。
- 超音波により薬液を微細な粒子にする
- 薬剤によっては超音波や発熱の影響で変性することがある
- 水槽や回路の管理が不十分だと細菌汚染が問題になる
- 多量のエアロゾルが発生し、加湿過剰に注意が必要
- 粒子径が適切であれば主気管支より末梢の気道にも到達する
「薬剤の到達は主気管支までである。」という記述は、薬剤の到達範囲を狭く限定しすぎているため誤りです。
ひっかけポイント
ネブライザの薬剤到達部位は粒子径に大きく左右されます。主気管支までに限定されるわけではありません。
選択肢の確認
1.超音波で変性する薬剤がある。
記述としては正しい。
超音波の振動や発熱の影響を受ける薬剤があります。薬剤の種類によっては超音波ネブライザに適さない場合があります。
2.ジェット式に比べ細菌汚染が生じやすい。
記述としては正しい。
超音波ネブライザは水槽や薬液カップなどの管理が重要です。水分を扱うため、洗浄や消毒が不十分だと細菌汚染が問題になりやすいです。
3.薬剤の到達は主気管支までである。
正答。記述としては誤り。
エアロゾル粒子の大きさが適切であれば、薬剤は主気管支だけでなく、より末梢の気道にも到達します。主気管支までと限定するのは誤りです。
4.超音波で薬液を微細な粒子にする。
記述としては正しい。
超音波ネブライザは、超音波振動を利用して薬液を微細なエアロゾル粒子にします。これが装置の基本原理です。
5.加湿過剰が起こりやすい。
記述としては正しい。
超音波ネブライザは多量のミストを発生できるため、使用条件によっては加湿過剰が起こりやすくなります。患者状態や回路内の水分貯留に注意します。
覚えるポイント
- 超音波ネブライザは超音波振動で薬液を霧化します。
- 薬剤によっては超音波や発熱で変性することがあります。
- 水分を扱うため、細菌汚染に注意します。
- 加湿過剰や回路内の水分貯留に注意します。
- 薬剤の到達は主気管支までに限定されません。