46AM12|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
Ⅰ 基礎的知識MEの基礎となる理工学的知識ディジタル・情報通信/信号処理・データ解析
図の波形Aを積分した波形はどれか。

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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、矩形波を積分したときの波形が問われています。
波形Aは、ある時間だけ一定の正の値をとり、その前後は0になる正の矩形波です。
積分波形では、入力波形の値がそのまま「出力の傾き」になります。
解説
積分では、波形の面積を時間とともに足し合わせていきます。
図の波形Aは、次のように考えます。
- 立ち上がり前:波形Aは0
- パルス中:波形Aは一定の正の値
- 立ち下がり後:波形Aは0
積分波形では、入力が0の間は値が変化しません。つまり水平になります。
一方、入力が一定の正の値になっている間は、一定の割合で積分値が増えます。したがって、波形は右上がりの直線になります。
そして、入力が再び0に戻った後は、それ以上積分値が増えないため、一定値のまま水平になります。
この形に一致するのは、0から始まり、パルス中に直線的に上昇し、その後一定になる波形である2です。
図で見るポイント
波形Aの高さそのものを見るだけでなく、「その時刻で積分波形が増えるか、減るか、変化しないか」を確認します。
選択肢の確認
1.
誤り。指数関数的に立ち上がる波形です。これはRC回路の充電波形のような形であり、一定値の矩形波を単純に積分した直線的な増加ではありません。
2.
正しい。波形Aが正の一定値をとっている間、積分値は一定の傾きで直線的に増加します。その後、波形Aが0に戻ると積分値は一定になります。
3.
誤り。立ち上がり時に大きな値をとり、その後0へ減衰する波形です。これは微分波形や放電波形のような形で、矩形波の積分ではありません。
4.
誤り。時間とともに直線的に減少しています。正の矩形波を積分すると値は増加するため、減少波形にはなりません。
5.
誤り。波形Aと同じ矩形波です。積分すると元の矩形波のままではなく、パルス中に直線的に増加する波形になります。
覚えるポイント
- 積分波形では、入力値が出力波形の傾きになる。
- 入力が0の間、積分波形は水平になる。
- 入力が正の一定値の間、積分波形は直線的に増加する。
- 正の矩形波を積分すると、立ち上がり中ではなく、パルス幅の間にランプ状の波形になる。
