45PM9|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
Ⅰ 基礎的知識MEの基礎となる医学的知識消化・腎・内分泌・代謝/腎機能・尿細管
尿細管で再吸収されないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、腎臓の尿細管再吸収が問われています。
原尿に含まれる物質のうち、必要なものは尿細管で再吸収され、不要なものは尿中に排泄されます。クレアチニンは再吸収されにくく、腎機能の指標として重要です。
解説
腎臓では、糸球体で血液が濾過されて原尿が作られます。その後、尿細管で水分、ナトリウム、グルコース、アミノ酸などが再吸収されます。
グルコースやアミノ酸は通常、近位尿細管でほぼ再吸収されます。ナトリウムやカリウムは体液量や電解質バランスに応じて再吸収や分泌が調節されます。
一方、クレアチニンは筋肉由来の代謝産物で、糸球体で濾過され、尿細管でほとんど再吸収されません。そのため、腎機能評価に用いられます。
第2種MEではここを押さえる
腎臓の問題では、原尿、再吸収、分泌、排泄を分けて考えます。血液透析や血液浄化療法の理解にもつながります。
選択肢の確認
1.クレアチニン
正しい。
クレアチニンは尿細管でほとんど再吸収されません。糸球体濾過量の評価に関連する重要な物質です。
2.グルコース
誤り。
グルコースは通常、近位尿細管でほぼ再吸収されます。血糖値が高く再吸収能力を超えると尿糖として出現します。
3.アミノ酸
誤り。
アミノ酸は体に必要な物質であり、通常は近位尿細管でほぼ再吸収されます。
4.カリウム
誤り。
カリウムは尿細管で再吸収や分泌を受けます。体内のカリウム濃度調節に重要です。
5.ナトリウム
誤り。
ナトリウムは尿細管で大量に再吸収されます。体液量、血圧、浸透圧の調節に関係します。
覚えるポイント
- グルコース・アミノ酸は通常、尿細管でほぼ再吸収される。
- ナトリウムは大量に再吸収され、体液量調節に重要。
- クレアチニンは再吸収されにくく、腎機能評価に用いられる。