45PM24|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
MEG(脳磁図)は磁束密度が 10⁻¹³ T ~ 10⁻¹² T 程度の磁場を計測する。これは MRI 装置が作る磁場の磁束密度のおよそ何倍か。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、MEG で計測する微弱磁場と、MRI 装置が作る強磁場の大きさを比較します。
MEG の磁束密度は、
10^-13 T ~ 10^-12 T 程度
です。
MRI 装置の静磁場は、臨床でよく用いられる装置ではおよそ 1 T 程度から数 T 程度です。概算では 1 T と考えると、MEG の磁場は MRI の磁場の
10^-13 ~ 10^-12 倍
程度です。
選択肢では、最も近いのは 10 兆分の 1 です。
解説
磁束密度の単位は T、テスラです。
問題文では、MEG が計測する脳由来の磁場は 10^-13 T ~ 10^-12 T 程度と示されています。これは非常に小さい磁場です。
MRI 装置は強い静磁場を用いる装置です。第2種MEの概算問題では、MRI の磁場をおよそ 1 T 程度として比較すれば十分です。
MEG と MRI の比を考えます。
MEG の磁束密度 / MRI の磁束密度
およそ 10^-13 T / 1 T = 10^-13
または、
およそ 10^-12 T / 1 T = 10^-12
です。
10^-12 は 1 兆分の 1、10^-13 は 10 兆分の 1です。MEG の磁場は 10^-13 T ~ 10^-12 T 程度と幅がありますが、選択肢の中では 10 兆分の 1 が最も適切です。
ひっかけポイント
MEG は脳の微弱な磁場を測る検査で、MRI は強い磁場を作って画像化する検査です。どちらも磁場に関係しますが、磁場の大きさは桁違いです。
選択肢の確認
1.10 兆
誤り。
MEG の磁場は MRI の磁場よりはるかに小さいため、MRI の 10 兆倍ではありません。大小関係が逆です。
2.10 億
誤り。
MEG の磁場が MRI より大きいわけではありません。MEG は極めて微弱な磁場を計測します。
3.10 万分の 1
誤り。
10 万分の 1 は 10^-5 倍です。MEG の 10^-13 T ~ 10^-12 T 程度という値は、MRI のおよそ 1 T と比べると、さらにずっと小さい値です。
4.10 億分の 1
誤り。
10 億分の 1 は 10^-9 倍です。MEG の磁場は 10^-13 T ~ 10^-12 T 程度なので、1 T 程度の MRI 磁場と比べると 10^-9 よりも小さいです。
5.10 兆分の 1
正しい。
MRI の磁場をおよそ 1 T とすると、MEG の 10^-13 T ~ 10^-12 T 程度の磁場は、MRI の磁場の 10^-13 ~ 10^-12 倍程度です。選択肢の中では、10 兆分の 1 が最も近い値です。
覚えるポイント
- MEG は脳活動に伴う非常に弱い磁場を測定する。
- MEG の磁束密度は 10^-13 T ~ 10^-12 T 程度である。
- MRI はおよそ 1 T 程度以上の強い静磁場を用いる。
- 10^-12 は 1 兆分の 1、10^-13 は 10 兆分の 1。
- 桁の比較では、単位をそろえて指数で考える。