44AM7|第44回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
消化・吸収について誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、糖質・脂質・タンパク質の消化産物と、吸収後にどこへ入るかが問われています。
特に、アミノ酸や単糖類は毛細血管へ入る、脂質はリンパ管へ入りやすいという区別が重要です。
解説
食物に含まれる栄養素は、そのままでは吸収しにくいため、小さな単位に分解されてから小腸で吸収されます。
糖質は、最終的にブドウ糖などの単糖類に分解されます。単糖類は小腸の毛細血管に入り、門脈を通って肝臓へ運ばれます。
タンパク質は、最終的にアミノ酸に分解されます。アミノ酸も小腸の毛細血管に入り、門脈を通って肝臓へ運ばれます。
脂質は、リパーゼなどにより脂肪酸やモノグリセリドなどに分解されます。その後、小腸上皮で再合成され、キロミクロンとしてリンパ管に入る経路が重要です。
この問題は誤っているものを選ぶ問題です。アミノ酸が小腸リンパ管に入るという4は誤りで、アミノ酸は主に小腸毛細血管へ入ります。
ひっかけポイント
「リンパ管に入る」のは脂質でよく問われます。単糖類とアミノ酸は毛細血管、脂質はリンパ管と整理します。
選択肢の確認
1.糖質は単糖類に分解される。
記述としては正しい。
糖質は消化酵素により分解され、最終的にブドウ糖などの単糖類として吸収されます。
2.脂質はリパーゼで分解される。
記述としては正しい。
脂質はリパーゼによって脂肪酸やモノグリセリドなどへ分解されます。膵リパーゼは脂質消化で重要です。
3.単糖類は小腸毛細血管に入る。
記述としては正しい。
単糖類は小腸上皮から吸収された後、小腸毛細血管に入り、門脈を通って肝臓へ運ばれます。
4.アミノ酸は小腸リンパ管に入る。
正答。記述としては誤り。
アミノ酸は小腸毛細血管に入り、門脈を通って肝臓へ運ばれます。リンパ管に入りやすいのは主に脂質です。
5.タンパク質はアミノ酸に分解される。
記述としては正しい。
タンパク質は胃や小腸でペプチドに分解され、最終的にアミノ酸として吸収されます。
この問題では誤っているものを選ぶため、記述として誤っている4が正答です。
覚えるポイント
- 糖質は単糖類に分解されます。
- タンパク質はアミノ酸に分解されます。
- 脂質はリパーゼで分解されます。
- 単糖類とアミノ酸は小腸毛細血管へ入ります。
- 脂質はリンパ管へ入る経路が重要です。