115AM007|第115回 看護師国家試験 過去問
Down syndrome Down〈ダウン〉症候群の原因となるのはどれか。
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正解: 4
正答
4.21 番染色体
この問題のポイント
Down症候群は、常染色体トリソミーの代表例であり、発生頻度が最も高く、出生児中で最もよく見られる遺伝性異常です。原因となる染色体の番号を正確に把握することは、看護師としての基礎的知識として必須です。特に、13・18・21トリソミーをまとめて覚えることで、臨床で頻出の先天性異常を的確に区別できます。
解説
Down症候群は、21番染色体が3本存在する(21トリソミー)ことにより発生します。この異常は、減数分裂時の不分離によって起こり、約95%が標準型です。臨床的には、特徴的な顔貌(眼瞼裂斜上、内眼角贅皮、平坦な後頭部)や知的発達遅滞、先天性心疾患(特に心内膜床欠損)、巨舌、早発性アルツハイマー病のリスクなどがあります。出生頻度は約1/600〜1/1,000で、母体年齢が高くなるほど発生率が上昇します。
選択肢の確認
1.5 番染色体:5番染色体の異常は猫鳴き症候群(5p−)を引き起こし、Down症候群とは関係ありません。
2.13 番染色体:13トリソミーはPatau症候群と呼ばれ、口唇口蓋裂や重度の中枢神経異常を特徴とし、Down症候群とは異なる疾患です。
3.18 番染色体:18トリソミーはEdwards症候群と呼ばれ、低出生体重、揺り椅子足、重度の心奇形を特徴とし、原因染色体ではありません。
4.21 番染色体:21トリソミーがDown症候群の原因であり、発生頻度が最も高く、臨床で最もよく見られる常染色体トリソミーです。
覚えるポイント
「13=Patau(パトー)、18=Edwards(エドワーズ)、21=Down(ダウン)」と覚えましょう。この3つは国家試験で頻出であり、染色体番号の大きさ(遺伝子量)に応じて生命予後が異なるため、正確な識別が重要です。