115AM006|第115回 看護師国家試験 過去問
Maslow, A. H. マズロー, A. H. の基本的欲求の階層で、集団の一員でありたいという欲求はど れか。
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正解: 4
正答
4.所属と愛の欲求
この問題のポイント
マズローの基本的欲求階層において、「集団の一員でありたい」という欲求は、人間が他者とのつながりや帰属を求める心理的動機として、第3段階に該当します。この欲求は、生理的・安全の欲求が満たされた後、自然に現れる社会的・感情的なニーズであり、看護現場では患者の孤立や孤独を評価する上で重要な指標となります。
解説
マズローの欲求階層は、低次から高次へと進む構造を持ち、その中で「所属と愛の欲req」は、家族、友人、職場、コミュニティなどに受け入れられ、愛情やつながりを求める欲求です。この段階では「仲間になりたい」「誰かに愛されたい」という気持ちが強く現れ、特に高齢者や精神的ストレスを抱える患者においては、その満たされ方が生活の質に大きく影響します。看護においては、この欲求が脅かされているかを早期に察知し、支援することが重要です。
選択肢の確認
1.安全の欲求:身体的・経済的な安定を求める段階で、集団への帰属とは関係ありません。
2.承認の欲求:他者から認められたいという自尊の欲求で、所属よりも高次の段階です。
3.自己実現の欲求:自分の能力や可能性を最大限に発揮したいという欲求で、人間関係の帰属とは異なります。
4.所属と愛の欲求:集団に受け入れられ、愛されたいという欲求で、設問の「集団の一員でありたい」という意図に最も一致します。
覚えるポイント
マズローの5段階を「生理→安全→所属→承認→自己実現」と簡易に記憶すると、集団への帰属は「所属と愛の欲求」に該当します。看護実務では、患者の欲求の段階を把握することで、適切な支援を提供できます。